http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/335.html
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欧米側が強く押したアラブ連盟のシリアに対する監視団を、今度は役立たずだと言って、撤収すべしと欧米メディアは叫んでいる。その理由は監視団は、無能だからだそうだ。
自分達の都合のいいようにことが運ばないと、手のひらを返すように次の手に移ろうとする欧米側の意図は、今や問答無用でシリアに対する軍事的な介入として、飛行禁止空域の設定をもくろみだしているようだ。
アラブ連盟の監視団は、シリアに入国していろいろな実態を見聞きしている。それを通して、シリアで何が起きているのか、実際に自分達の目で見て体験している。反政府デモが無いわけではないが、また同時にアサド政権支持のデモが大掛かりに何回も行われていることを目の当たりにしている。また武装勢力がテロ活動をしていることも分かってきた。だから、彼らが出す結論は欧米側の意図したものとかけ離れる可能性が出てきている。
NHKの記事では、人権団体が云々と言っているが、どんな人権団体なのだ? その背後関係を検証したのか? 人権団体とはよくぞ言ったものである。200人が死亡した、と述べているが、その数字の信憑性はあるのか? 誰が数えたのか? 死体は確認したのか? 誰が殺害したのか? その信憑性は? NHKともあろうものが、欧米側から垂れ流される「情報」をそのまま踏襲して自分たちの「ニュース」として使っている。
以前もNHKはシリアのアサド政権支持デモを反政府デモとして報じたことがあった。今もってその反省もないまま、同じような過ちを冒し続けいている。すこしは恥ずかしいと思うべきである。
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●イギリスのシリアに対する陰謀
http://www.presstv.ir/detail/218938.html
イギリス政府がNATO支援の飛行禁止空域をシリアに設定しようとしている最中に、イギリスのスパイがシリアに存在していることが分かってきた。
イギリスの安全保障関係の高官が、イギリスの国防省はNATOが支援する飛行禁止空域をシリアに設定しようという陰謀を計画していること、このためイギリスのMI6とアメリカのCIAがシリアの国内情勢を調査していると暴露した、とイギリスのデイリー・スター紙が報じた。
「MI6とCIAは浸透工作のためシリア国内にいる」とこの新聞が報じている。
この新事実は、アラブ連盟の監視団を撤収させることで自分達の政府が偽りの証拠を持って軍事介入する陰謀を策定できるよう、欧米メディアがシリアにいるアラブ連盟の監視団の存在を批判するキャンペーンを開始している時に出てきた。
しかしながら、独立系のアナリストらは、アラブ連盟の監視団の有効性については、欧米側がこのアラブ連盟をNGOとして使用しているとして、欧米メディアが行ってきたこの連盟に対する誇大宣伝に対して非常に懐疑的であった。
「このアラブ連盟はアラブ世界ではずっと長期に渡って最も無価値な組織で、パレスチナ問題に対しても、イラク戦争に対しても、何もしなかった。そして今やこの組織は欧米によってNGOとして利用されている」とロンドンに本社のあるニュース・レフト・レビュー社のタリク・アリ編集委員は語った。
更に、アリ編集委員は、「我々はシリアでは話し合いによる決着が必要」と語り、欧米のシリアに対する介入に対する警告を発した。
「我々は欧米がリビアに対して行ったような介入は欲していない。介入の結果、リビアから毎日送られてくる情報は災厄そのものだった」とロシアの英語ニュース・チャンネルのロシア・トゥデイでのインタビューでアリは語った。
デイリー・スターは、シリアに対する欧米の介入は、「リビアのようなやり方で進められるが、今回はリビア以上に大掛かりであり、犠牲者がずっと多いであろう」と報じた。
更に、イギリスのこの新聞は、陰謀を計画しているイギリス政府の「最高のプライオリティー」は、イスラエルの安全保障であり、それは「イスラエルに脅威を与えているヒズボラをシリアが支援している」からである、と暴露した。
リアに対する欧米の介入は既に開始されている、とアリは述べた:「諸外国が何故シリア内で活動している武装勢力の存在を認めたがらないかよく分からない。それと言うのも、その武装勢力の存在を認めたがらない諸国の殆どは、彼らに武器などを供給している諸国なのだから」と語った。
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