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(CNN) アフガニスタンで性的暴行の被害にあった女性が姦通罪に問われて服役させられている問題で、司法当局者が1日に開いた会合で恩赦を勧告したことを受け、カルザイ大統領はこの女性の釈放を命じた。
この女性、グルナスさん(21)は2年前に親類の男から暴行を受け、相手の男が既婚だったという理由で姦通罪に問われて禁錮12年を言い渡された。この問題が各国のメディアで注目され、11月27日に約5000人の署名を添えてグルナスさんの即時釈放を求める請願がカルザイ大統領に提出されていた。
1日の会合はカルザイ大統領によって招集され、司法相が司法委員会に報告書を提出。報告書、委員会とも恩赦を勧告した。これを受けて大統領が、グルナスさんの釈放を発表する大統領令の発令を指示した。
グルナスさんは暴行によってできた子どもを刑務所内で育てており、釈放および子どもの認知の条件として、加害者の男と結婚することに同意させられていた。
これについてカルザイ大統領は、グルナスさんおよび加害者の男と面会し、結婚と子どもの認知を望んでいるのかどうかグルナスさんに確認するよう司法相に指示したという。大統領は、グルナスさんが釈放されて村に戻った場合、保守的な社会の制裁に遭うことが懸念されるとした。大統領報道官によれば、結婚は釈放の条件にはなっていないという。
カブール在住の米国人弁護士キンバリー・モトリー氏によれば、グルナスさんは加害者の男との結婚は望んでおらず、「教養のある男性」と結婚したいと話しているという。モトリー氏はCNNの取材に対し、釈放が実現したら安全な場所に連れて行く意向だと語った。
http://www.cnn.co.jp/world/30004785.html
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