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CNN.co.jp 11月20日(日)11時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000006-cnn-int
(CNN) 欧州の一部地域でポピュリズム(大衆迎合)政党が勢いを増している。こうした政党の多くは他文化政策を批判し、移民の受け入れによってナショナルアイデンティティー(国民意識)が脅かされていると主張している。
オンラインでの支持者集団形成も進んでおり、支持基盤を拡大して欧州連合(EU)加盟各国の議会や欧州議会でも議席を獲得するに至った。
英国の民間シンクタンク「デモス」が行った調査によれば、欧州には現在14の大規模なポピュリズム集団があり、交流サイト「フェイスブック」で合わせて約43万6000人のフォロワーを獲得している。なかでも極右の英国独立党とオーストリア自由党はそれぞれ8万人を超えるフォロワーを得ているという。
デモスはフォロワーに調査を実施、1万2000以上のアカウント利用者から回答を得た。こうしたフォロワーのうち32%は21歳未満だった。回答者の大半は、移民問題とイスラム原理主義を最大の懸念事項に挙げた。
拠点別に主張を見ると、フランスの国民戦線とアイデンティティー連合は移民問題に重点を置いており、オランダ自由党はイスラム過激主義を最大の争点としている。自由党はオランダの連立政権に参加しており、党首はイスラム教を「ファシスト的」と批判している。
ポピュリズム政党支持者の多くは、今回の調査でイスラム系移民が居住地の文化に同化したがらないことや、女性のブルカ着用などの文化的価値観の相違がある点を憂慮していると回答した。
ポピュリズム政党が支持を拡大する背景には、政治への不信があると考えられる。政府を信頼していると回答したのは約20%で、政治腐敗や政治家の国民からの乖離(かいり)を指摘する回答が多く寄せられた。
また、EUに対する評価をみても、大多数の回答者がEUの域外国境管理は不十分だとし、文化的アイデンティティーが失われつつある責任はEUにあると回答した。
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