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[写真] スパコンを使って津波を予測する3次元シミュレーションのイメージ
富士通と東北大は21日、津波の動きを短時間で予測する3次元のシミュレーションシステムを共同で開発すると発表した。同社が理化学研究所と開発した計算速度世界一のスーパーコンピューター「京」を活用し、数年後の実用化を目指す。将来的には巨大地震の発生から数分間で、想定される被害の様子を立体映像化して防災、報道機関などに発信し、迅速な避難につなげることも可能という。
開発は富士通の次世代テクニカルコンピューティング開発本部と、東北大大学院災害制御研究センターの今村文彦教授(津波工学)のグループが行う。
物質を多数の粒子の集まりとしてみる粒子法の概念を活用。津波が陸上に到達後、市街地での浸水や建物への衝撃、河川を逆流する様子などを解析できるようにする。
3次元の津波予測は通常のパソコン500台を連結しても5日間ほど要するが、「京」を使うことで数分間で計算できる見込み。予測した立体映像はリアルタイムでテレビに流すほか、スマートフォン(多機能携帯電話)などを通じ、浸水予想区域を住民に知らせることも視野に入れている。
2012年度中に基本機能を開発する計画。初年度の開発費用は約350万円で、実用化に向けては国などからの資金援助にも期待する。
今村教授らはこれまで、2次元シミュレーションによる津波の予測や再現を行ってきた。津波の高さや到達時刻の計算には有効だが、堤防や建物への影響を十分に解析できなかった。今村教授は21日、仙台市青葉区の富士通東北支社で記者会見し「上空などさまざまな視点で津波の動きが予測でき、住民避難にも役立つ」と説明。富士通の山本正已社長は「実用化すれば、津波被害が想定される世界各地で利用でき、スパコンの普及にもつながる」と述べた。
2012年02月22日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120222t11010.htm
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