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首都直下の前ブレか…“震源が内陸移動”の不気味
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120220/dms1202201109002-n1.htm
2012.02.20 夕刊フジ
穏やかな休日の午後にヒヤリとした方も多いだろう。茨城県北部を震源とする地震が19日に発生。最大震度5弱、首都圏の広い範囲で揺れを観測した。気象庁は東日本大震災の余震とみているが、専門家は震源が海域から内陸へ移動した「新たな活動」と指摘。一連の活動が首都直下の地震を誘発する危険性もあるだけに、今後の動きが心配だ。
19日午後2時54分ごろに発生した地震の震源地は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。同県では、つくばみらい市の女性(63)が避難しようとして家の中で転び、尻を打撲して軽傷を負った。水戸市などで震度4、さいたま市大宮区や千葉市中央区などで震度3、東京23区でも震度2を観測した。
気象庁ではこの地震を受け、「茨城県北部から同県沖にかけては(3・11の)巨大地震の余震活動が活発で、引き続き強い揺れの余震に注意してほしい」と呼びかけた。今回の地震は東日本大震災の余震との見方だ。
しかし、余震は本震と同じ領域で起こった地震を指す。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)は、「海域で発生した東日本大震災に対し、茨城北部の震度5弱は内陸で発生しているので、厳密には余震ではない。昨年3月11日の巨大地震に刺激された、新たな地震活動とみられる」と分析した。
そのうえで、「震源が徐々に内陸に移っている。東京周辺は本来、地震活動の活発な土地だが、関東大震災から大きな地震が発生しておらず、相当なエネルギーが蓄積されているはず。茨城北部など内陸の活動が刺激を与える危険がある」と、首都直下での大地震誘発を警告した。
茨城北部では昨年11月20日に最大震度5強(M5・5)、同じく9月21日にも同5弱(M5・3)の強い地震が発生している。首都直下地震の“引き金”になり得る地震活動は非常に活発な状況だ。
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