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M7以上の余震15% 予知連、注意呼び掛け(国土地理院 地殻変動情報あり)
2011/11/19
IZA http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/535541/
●以下国土地理院【最新】地殻変動情報を転載(2012年2月)
2012年01月28日までのデータを使用し2012年02月14日照らして更新。
北海道
東北
関東・中部
近畿・中国・四国
九州
気象庁は18日、東日本大震災で今後一カ月間にマグニチュード(M)7以上の余震が起きる確率を約15%と算出し、地震予知連絡会(島崎邦彦会長)で報告した。
余震の回数は減ってきているが、同庁や予知連は引き続き余震に対する注意を呼びかけている。
気象庁は11月15日から12月14日の30日間に余震が起きる確率を計算。M7以上の地震が1回起こる可能性は13・9%、2回起こる可能性は1・1%だった。
気象庁によると、過去約10年のデータをもとに、周辺でM7以上の地震が起こる確率を計算すると約2%で、今回の数字は6〜7倍に相当するという。
(以上転載)
●以下 塩井宏幸Twitterより
2011年12月27日頃から始まったGPS座標の東方偏位(東北地方太平洋沖地震の余効変動とは異なるものです)から千島列島〜北海道太平洋側での巨大地震の発生を2月16日±2日として予測しました。2月18日19時50分現在、対応すると思われる地震は発生していません。
過去にGPS座標の東方偏位が地震発生前にとらえられたのは、2003年十勝沖地震M8.0、2004年釧路沖地震M7.1、2006年千島列島沖地震M8.3、2011年東北地方太平洋沖地震M9.0で、千島列島沖地震と東北地方太平洋沖地震は北海道〜九州という超広域でとらえられています。
今回の東方偏位も北海道〜九州という超広域で同期してとらえられています。では、過去にこのような超広域での東方偏位がとらえられ、かつ対応すると思われる地震が発生しなかった事があるのかですが、1回だけ記録されています。2010年10月中旬〜11月中旬です。
この時は加速傾向を示す前に急速な反転変動に移行し対応する地震には結びつきませんでした。しかし、その4ヶ月後に東北地方太平洋沖地震が発生しているのです。
今回の超広域東方偏位が地震を起こさずに反転変動し収束したとしても、その後の変動に警戒が必要です。
今回は、GPS座標の東方偏位だけでなく北海道太平洋側及び東北地方南部のGPS基線長変動に極めて著しい短期間の大きな変動が記録されています。特に北海道の変動は加速傾向を示している基線も多く、そのいずれもが加速から予測される地震発生時期をすでに過ぎています。
この状況も、今回は巨大地震が発生せずに変動が収束したことを暗示しているのかもしれません。
GPS迅速解を使用できる環境にはないということもありますが、もう一点大きな理由は現在日本で起こっている大変動が過去にデータとして記録されたことのない規模であると言うことです。
今後起こることを過去の例を元に予測することはすでに無理な状況になっているだと思います。しかし、何が起きようとしているのかをしっかりと記録していゆくことがより重要になっているとも思います。
今後も現象の報告としてこれまで同様に続けてゆきます。GPS座標・基線長変動についての補足です。これらの手法ではアウターライズ地震の前兆は巨大地震でもとらえられないようです。
座標変動は内陸地殻の大規模地震についても前兆をとらえる可能性は低いですが、基線長変動にはとらえられる可能性があります。
(参考サイト)
●塩井宏幸ブログ http://homepage2.nifty.com/h-shioi/Earthquake/Equake_menu.htm
●国土地理院 http://mekira.gsi.go.jp/index.html
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