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地盤から読み解く M7に耐えられる 揺れに強い街ランキング
http://gendai.net/articles/view/syakai/134843
2012年1月27日 掲載 日刊ゲンダイ
<墨田区、大田区が健闘、千代田区、中央区はヤバイ>
M7の地震が襲えば、オレの家や職場は耐えられるのか――。東大地震研究所の「4年以内に首都圏でM7級の大地震が起きる確率は70%」という衝撃試算に、都民の誰もが青ざめたはずだ。
どうせ、東京で生きていくなら、地震に強い街に住みたい。そんな切なる願いの参考になるのが、「表層地盤増幅率」という指標である。
「地震の揺れの強さは『地震の規模』と『震源からの距離』によって異なります。ただ、規模と距離が同じでも、揺れの強さは建物の立つ地盤の固さで大きく変わる。地盤が固いかどうか、土地の表層近くの浅い部分(表層地盤)の揺れの大きさを数値化したのが、『表層地盤増幅率』です」(地震予知関係者)
全国各地の表層地盤増幅率は、政府の地震調査研究推進本部が、約250メートル四方単位に細分化して、数値を公表している。そのデータを参考に「東京都内の地震に強い地区ランキング」を作成した(記事末尾=西多摩地区を除く)。
いずれも、区・市役所の所在地を基準にデータを調べた。数値が増えるほど、地盤はもろくなる。「1.5」を超えれば、要注意。「2」以上は、強い揺れへの備えが必要だ。
ちなみに、「住みたい街」の上位常連の最寄り駅の増幅率を調べると、吉祥寺は1.50、恵比寿は1.82、自由が丘は1.70、二子玉川は1.30、広尾は1.84だった。東京の新名所、高さ634メートルのスカイツリーの地盤は2.39。地震がきても大丈夫?
自分の家や職場のデータを知りたければ「地震ハザードステーション」のホームページ(http://www.j-shis.bosai.go.jp)にアクセス。住所からも確認可能だ。
このサイトを運営する独立行政法人「防災科学技術研究所」には、来年度予算案で約100億円の補助金が計上されている。血税をムダにしないためにも、ぜひ活用すべきだ。
◇1/多摩市/1.04
◇2/八王子市/1.14
◇3/稲城市/1.23
◇4/武蔵村山市/1.26
◇5/国立市1.27
◇6/立川市/1.30
◇6/日野市/1.30
◇6/昭島市/1.30
◇9/小金井市/1.32
◇9/府中市/1.32
◇11/町田市/1.33
◇12/東大和市/1.35
◇13/国分寺市/1.40
◇13/東村山市/1.40
◇15/調布市/1.42
◇15/西東京市/1.42
◇17/清瀬市/1.43
◇18/大田区/1.44
◇18/墨田区/1.44
◇18/台東区/1.44
◇21/北区/1.45
◇21/渋谷区/1.45
◇21/杉並区/1.45
◇21/東久留米市/1.45
◇25/新宿区/1.46
◇25/小平市/1.46
◇27/三鷹市/1.47
◇28/練馬区/1.49
◇29/目黒区/1.50
◇29/板橋区/1.50
◇29/世田谷区/1.50
◇32/中野区/1.51
◇33/武蔵野市/1.53
◇34/品川区/1.60
◇35/豊島区/1.64
◇36/狛江市/1.74
◇37/文京区/1.99
◇38/足立区/2.06
◇39/千代田区/2.15
◇40/港区/2.27
◇41/中央区/2.28
◇42/江東区/2.30
◇43/荒川区/2.38
◇44/葛飾区/2.39
◇45/江戸川区/2.41
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