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【ワシントン】太陽は6年以上ぶりの強力な嵐による放射線で地球を爆撃している。急速に移動する爆発からの攻撃は強まると見られる。
太陽フレアは米東部時間22日午後11時(日本時間23日午後1時)ごろに発生し、三つの異なった時刻に、三つの異なった形で地球を攻撃することになる。米海洋大気局(NOAA)の宇宙天気予報センター(SWPC、コロラド)によると、最大の問題は放射線だ。
放射線は宇宙空間における衛星と宇宙飛行士にとって問題となる。SWPCのダグ・ビーセッカー氏によると、地球の極地を飛行する航空機の通信障害を起こすことがある。
22日のフレアからの放射はその1時間後に地球に到達し、これが25日まで続く公算が大きい。そのレベルは強いと見られるが、他の嵐はもっときつかった。NOAAの嵐スケールでは「激しい(severe)」と「極度の(extreme)」の二つがある。同氏によれば、それでも今回の嵐は2005年5月以来最大のものだという。
放射線―プロトンの形での放射―は時速9300万マイル(1億4900万キロメートル)のスピードで太陽から飛び出てくる。
米航空宇宙局(NASA)の広報担当者によると、NASAの航空医師や太陽の専門家は太陽フレアの予想される影響を調べ、国際宇宙ステーション(ISS)にいる6人の宇宙飛行士は放射線からの保護のために特別なことをする必要がないとの判断を下した。
NASAの宇宙飛行センターの物理学者アンティ・プルキネン氏は、ワン・ツー・スリー・パンチが太陽の爆発に続いて起こると述べた。第1が電磁波で、第2がプロトンの形での放射線、そして最後がコロナガスの噴出で、これは太陽からのプラズマだ。通常これは時速100万マイル(160万キロ)あるいは200万マイル(320万キロ)の速度で動くが、今回の嵐の速度は特に速く、時速400万マイルに上る、とビーセッカー氏は話している。
地球に目立った問題を引き起こすのはプラズマで、配電網の障害などがそれだ。1989年にはカナダ・ケベックで大規模な停電が発生した。オーロラが南の地域でも見えることがある。ただ、今回のコロナガスの噴出は穏やかなものになる公算大だが、強力になる可能性もある。嵐の最悪の影響は地球の北部で見られる公算が大きい。 (以下省略)
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