http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/737.html
Tweet |
もう逃げられない M7首都直下型地震「4年以内に70%」の科学的根拠
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4832.html
2012/1/24 日刊ゲンダイ
東大地震研・平田教授を直撃
4年以内に約70%の確率でマグニチュード(M)7クラスの首都直下型地震が起きる――。ドキリとしたのが、東大地震研究所が出した試算だ。平田直教授らがはじいたもので、政府の地震調査研究推進本部の試算、「30年以内70%」をはるかにしのぐ。
平田氏といえば地震予知の権威。政府に協力して東海地震や首都直下型地震の予知を担っている。それだけに、この試算は見過ごせないのだ。さっそく、平田教授を直撃した。
「30年以内に交通事故に遭う確率は24%です。30年以内に70%という政府の数値がどれだけ高いか分かると思います。ところが、多くの人は東日本大震災のような大地震が来ると、エネルギーが解放されて、もう大丈夫だと誤解している。決してそんなことはないのです。宮城沖ではエネルギーは解放されたかもしれないが、その影響でパワーバランスが変わった結果、地震が頻発している場所も多いのです」
こう言う平田氏は東日本大震災後、南関東全体の地震の発生率が5、6倍に高まっている事実を指摘。東北ではM5以上が600回を超え、M7以上も6回あったことから、日本全体で地震活動が活発になっていると説明した。
「小さい地震と大きな地震は起こり方に法則がある。マグニチュードが1小さくなると、発生確率は10倍になる。つまり、M3から6クラスの地震の頻度を調べることでM7クラスの地震の予知ができるのです。1年後はどうか、2年後はどうか、とシミュレーションしたところ、地震活動が活発化しているであろう期間内、つまり向こう4、5年はM7クラスが起こりうる。
その確率は70%になったのです」
政府が試算してきた「30年以内に70%」という予想は1894年の明治東京地震(M7・3)以後、首都圏でM7クラスの地震が120年間で5回起きたことからはじいたものだ。しかし、地震活動が活発化している現在、もっとシビアな予想が成り立つ。きのうも福島県で震度5弱の地震があった。余震の多さこそが大地震の前兆なのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。