http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/718.html
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次の西日本大震災は2034年? 3.11で更に早くなる? (東海・東南海・南海連動地震)
http://d.hatena.ne.jp/lalablog/20120117/1326812651
3.11を受けて、東海、東南海、南海地震での地震に付いて、このところ、地震の評価が大きく変更になっている。
>東海地震の30年以内の発生確率が1ポイント増88%
>震源域、従来想定の2倍に=南海トラフ地震で中間報告-政府 -
>南海トラフの地震、震源域拡大 M9を想定
東南海地震と、南海地震については、2つの地震が連動する場合と、それぞれ、単独に起こる場合が知られていますが、
その理由は、どうも、
東南海地震震源域と南海地震震源域の境界域(紀伊半島潮岬沖合い)には、潮岬火成複合岩体(通称:石臼構造)と呼ばれる巨大な重い岩盤が存在するため、
フィリピン海プレートが重い岩盤ごと動くパワーがある時は、東南海地震と南海地震が連動し、パワーがない時には、それぞれ、単独に動くという仕組みにあるようです。
東南海・南海地震セグメント境界で発見された不整形構造(海洋研究開発機構)の図から
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu6/sonota/06101812/003.htm
それで、この、地殻構造をふまえ、地球内部変動研究センターの研究グループが、この地域で、どのような巨大地震が発生するかをシミュレーションしたところ、
東南海、南海地震に付いては、地震の発生にある規則性があるのではないかと言う事がわかって来たそうです。(あくまでシュミレーションですが。。。)
その規則性とは、
• 地震発生の繰り返し間隔が短くなる。
• 地震の規模が小さくなる。
• 紀伊半島の東(東南海や東海)と西(南海)の地震の間隔が長くなる。
•
という3つの特徴があると言うものですが。
実際、近年、1707年以降に起きた地震を見ると
1707年に 宝永東海・南海連動地震(M8.7)
その、147年後の
1854年に 安政東海地震(M8.4)
→ 32時間後に 安政南海地震(M8.5)
90年後の
1944年に 昭和東南海地震(M8.1)
→ 2年後の1946年に 昭和南海地震(M8.4)
と、
• 地震の繰り返し間隔が、147年後 → 90年後 と短くなっている。
• 紀伊半島の東と西の地震の間隔が 32時間後 → 2年後と長くなっている。
• さらに、地震の規模が、南海側 M8.7 → M8.5 → M8.4、東南海側M8.7 → M8.4 → M8.1と小さくなっている事がわかります。
•
そして、この、繰り返し間隔が早くなる。また、地震規模が小さくなる事により、だんだん、東西に破壊が伝播しなくなり、破壊残しが生じ、その場合、破壊開始域付近だけで「ゆっくりすべり(スロースリップ)」が生じ
また、破壊残しが生じた部分では、次第に地震の破壊の圧力が蓄積されていき、その結果、次の大連動に向かうと言う流れがどうもあるようです。
それで、気になったのが、2000年頃からこの地域でスロースリップ地震が頻発していた事と、
http://docsrv.godac.jp/MSV2_DATA/12/be73_10.pdf
その、後、2006 年1月から、また新たに、紀伊半島中部から愛知県までの約200km、1日約10kmの速度で伊勢湾を越えて連続的にスロースリップが発生していたと言うものです。
http://www.hinet.bosai.go.jp/research_result/tokai2006/tokai2006.pdf
このスロースリップが先ほどのシュミレーションで指摘された、南海・東南海連動地震の事前準備のためのスロースリップかどうかは、素人の私にはわかりませんが。
興味深いのは、この一連のスロースリップが1944年の56年後の2000年から始まったということ。
先ほどの、地震の繰り返し間隔が短くなるというシュミレーションでの指摘から言うと、
147年後 → 90年後 → 56年後
の時間間隔の縮小尺度って、
90 / 147 ≒ 56 / 90 ≒ 約0.62
で、ほぼ、一緒なんですよね。。
さらに、2000年から 東海地方でスロースリップ地震
→ その6年後の 2006年に 紀伊半島中部から愛知県までの約200kmのスロースリップ地震
果たして、偶然なのかどうか。。。。
そして、このスケールから行くと、次のイベントは
2000年 + (56年 × 0.62) = 2034年 とか????
以上、素人の、単なるこじつけですが。。。
何か気になる。。。
(以下、参考)
巨大地震の連動性と発生間隔の変化のメカニズム
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_21/P253.pdf
東海スロースリップの原因と推定される地下構造を発見
その発生メカニズムと東海地震発生との関連を探る
http://docsrv.godac.jp/MSV2_DATA/12/be73_10.pdf
2006 年1 月の東海地域における移動性スロースリップ及び深部低周波微動
http://www.hinet.bosai.go.jp/research_result/tokai2006/tokai2006.pdf
大峯花こう岩の分布域の南方延長に存在する潮岬火成複合岩体の試料
http://www.tku.ac.jp/~z-granit/samples/SP4.html
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