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(書評)
災害医療 阪神・淡路大震災の記録―被災地の命はどう守られたか [大型本]
薬業時報社大阪支局編集部
http://www.amazon.co.jp/%E7%81%BD%E5%AE%B3%E5%8C%BB%E7%99%82-%E9%98%AA%E7%A5%9E%E3%83%BB%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2%E2%80%95%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E5%AE%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%8B-%E8%96%AC%E6%A5%AD%E6%99%82%E5%A0%B1%E7%A4%BE%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%94%AF%E5%B1%80%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4840721688/ref=cm_cr-mr-title
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5つ星のうち 5.0 阪神・淡路大震災の時、税務署は何をしたか?, 2007/1/20
By 西岡昌紀 -(2007年1月20日)
阪神・淡路大震災(1995年)における現地医療の記録である。あの震災の教訓を伝える為に、立道清著『そのとき医師たちになにができたか』(清文社)等と共に、この本は、後世に残る貴重な記録であると思ふ。例えば、阪神・淡路大震災が起きた際、複数の病院が倒壊や火災や起こし、災害医療の拠点と成る筈の病院自体が機能不全に陥った事、災害医療においては、精神科医が役割も大きい事、後方病院の協力の重要性などについて、この本は、貴重な具体的事実を語ってくれる。そして、あの時、日本の行政の対応がどんな物であったかを知る上でも、この本は、貴重な事を語って居る。(以下引用)−−活動中に保健所の裏手にある旧区役所に避難している人の診察を頼まれる。裏手にある3階建ての建物がそうだと思い、入ろうとしたところ、入り口で遮られた。そこは税務署の建物だった。中は暖房もあり、あかりが煌々と灯っていた。目指す旧区役所はその建物の隣にあった。入口には扉代わりのビニールがひらひらと旗めいている。中に入ると、地面が剥き出しのままだ。そこに約200人が避難していた。すぐ隣の税務署には暖房も電気もある。しかし、入口には机でバリケードが築いてある。「税務署には業務上、一般の人の目に触れてはいけないものがあることはわかるのだが・・・」。中村氏は割り切れなさを隠さなかった。(本書43ページ)−−あの震災の際、救援活動の足を引っぱったのは、国立病院の医師達の医療ボランティア参加を遅らせた厚生省だけではなかった様である。私達は、何の為に税金を払って居るのだろうか?
(西岡昌紀・内科医(元厚生省職員)/阪神・淡路大震災から12年目の冬に)
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