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(書評)
検証 そのとき医師たちになにができたか―大震災直後の医療現場 [単行本]
立道 清 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E6%A4%9C%E8%A8%BC-%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%8B%E2%80%95%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E7%9B%B4%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E7%AB%8B%E9%81%93-%E6%B8%85/dp/479606186X/ref=cm_cr-mr-title
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5つ星のうち 5.0 国立病院の医師たちの医療ボランティア参加を妨害した厚生省の大罪, 2007/1/17
By 西岡昌紀 -(2007年1月17日)
阪神大震災が起きた時、私は、厚生省管轄下の医療機関(国立療養所)の医師だった。震災が起きたその当日、私は、院長に、自分の有給休暇を使って震災地に医療ボランティアとして駆けつけたいと申し出た。私だけでなく、厚生省の管轄下の国立病院で、私と同じ希望を持った職員が多数居たと、聞いて居る。ところが、厚生省は、それから何日もの間、私を含めた国立病院の医師や看護師が、ボランティアとして、直ちに震災地に行く事を許さなかったのである。厚生省が、自分達が管轄する国立病院職員に、震災地での医療活動への参加を許したのは、震災発生から2週間ほど経ってから(!)の事であったと記憶して居る。本来なら、真っ先に震災地の医療活動に人員を提供するべきである筈の厚生省は、この様な驚くべき行動を取って居たのである。当時、国立病院の医師だった者として、私は、当時の国立病院には、震災地に医師や看護師を派遣する余裕が十分有ったと断言する。しかし、厚生省が震災直後に取った行動は、この様な物だったのである。当時の厚生省が、何故、この様な犯罪とも呼べる行動を取ったのかは不明である。−−労災の発生を怖れたのではないかと言ふ人が居る。−−しかし、理由が何であれ、私は、当時の厚生省のこうした行動を絶対に許す事が出来無い。
私は、厚生労働省の官僚に、本書を読む事を強く求める。厚生省が国立病院の医師や看護師が現地に行く事を許さなかった震災直後の1週間に、現地の病院がいかなる状況に在ったか、厚生労働省の官僚達には、この本を読む義務が有る。
(西岡昌紀・内科医(元厚生省職員)/阪神大震災から12年目の日に)
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