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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111124/dst11112422250025-n1.htm
マグマ量、噴火前に近づく 霧島、警戒呼び掛け
2011.11.24 22:24
鹿児島地方気象台は24日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳のマグマだまりがあるとみられる火口北西部で地盤の膨張が続いており、来年1〜2月ごろには蓄積されたマグマの量が、今年1月の本格的な噴火直前のレベルに達するとの見通しを示した。
同気象台は「同じ蓄積量で噴火が起きるとは限らず予測は難しいが、いつ噴火が起きてもおかしくないので注意が必要」として、警戒を呼び掛けている。
国土地理院の衛星利用測位システム(GPS)による地殻変動観測では、平成21年12月ごろから新燃岳周辺の地盤がふくらみ始め、今年1月26日に本格的なマグマ噴火を始めると急速に収縮、火口北西部の2地点の距離が約3センチ縮んだ。2月1日からは再び膨張を始め、今月22日までに約25センチ伸びたという。
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http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20111123ddlk45040571000c.html
新燃岳噴火:「溶岩湖も注意必要」 宮崎地質研究会、談話会で問題提起 /宮崎
宮崎応用地質研究会が宮崎市の中央公民館で定例の談話会を開き、同会会長で元南九州大環境園芸学部教授(山地災害学)の高谷精二さん(69)が「気象庁・東大地震研の言わない新燃岳情報」と題し講演した。火砕流との関連から「(火口内に溶岩がたまる)溶岩湖にも注意が必要ではないか」などと問題提起した。
高谷会長は、噴火前から何度も新燃岳周辺の山々を登り、地質などを調べてきたという。噴火後もほぼ毎月現地へ行き、土石流発生や地盤の状況を確認している。
19日の講演では、過去に自ら撮影した写真と最新の航空写真の比較や国のデータを示しながら、火山湖の現状を説明。「溶岩は(火口のへりにあたる)火口壁で最も低い1360メートル地点の、15〜20メートル下のあたりまで迫っているのではないか」などと指摘した。
また、予知連が先月、マグマの蓄積量が近く、1月の噴火時の水準に近づくと指摘したことに言及。「溶岩は水のようにあふれるものではないが、これからどう動くか注意が必要なはず。予知連はもっと説明すべきだ」と述べた。【百武信幸】
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/274410
くじゅう連山噴火に備え 県が減災砂防計画案
くじゅう連山の噴火活動による土砂災害に備え、県は18日、「九重山火山噴火緊急減災対策砂防計画」の最終案をまとめた。くじゅう連山で中長期的にマグマ噴火などが発生する可能性が高いとして、霧島連山の新燃岳20+ 件(しんもえだけ)の噴火を参考に、ソフトとハード両面の対策に取り組む。近く計画を策定する。
くじゅう連山は1995年に水蒸気噴火が発生し、国土交通省が定める砂防計画策定指針で「計画策定の必要がある」とされた全国29の活火山の一つ。県は2008年、有識者などによる「九重山火山噴火緊急減災対策砂防計画委員会」(下川悦郎委員長)を設け、計画案を議論してきた。
案では、くじゅう連山で水蒸気噴火と、マグマ20+ 件噴火に伴う溶岩流や火砕流が発生すると想定。水蒸気噴火による土石流を防ぐため、監視機器による観測や砂防堰(せき)建設を進める。溶岩流や火砕流は砂防堰(せき)でも防げないため、観測記録を収集して迅速な避難に生かす。
気象庁が5段階に分けて発表する噴火警戒レベルを、火口周辺規制に当たる「レベル2」に引き上げた段階で対策準備に入るなど、新燃岳20+ 件での対応より早い内容とした。下川委員長は「いざという時のための対応は整理できた。計画を基に、常日ごろの準備も求められる」と指摘した。
=2011/11/22付 西日本新聞朝刊=
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