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20111024 原発密集地の若狭湾で過去の津波調査
http://dai.ly/svLwrb
キャストより。これまで一度も調査が行われていなかったという原発密集地の若狭湾で、過去の津波の調査を関西電力が始めた。福井県若狭湾には全国でもっとも多くの原発が集中し、原発銀座と称されている。その若狭町の中山湿地で1年かけ大規模なボーリング調査が始まった。今後は三方五湖など周辺の9カ所に範囲を広げて調査する予定だ。
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http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001110250001
津波調査 10〜30メートルまで掘削(朝日新聞)
2011年10月25日
若狭町気山の中山湿地で24日、関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構の3事業者による、過去の津波の有無を調べるボーリング調査が始まった。若狭湾に大きな津波の記録はないと事業者は説明してきたが、伝聞や伝承で被害が伝えられていた。
原発3事業者は「日本被害地震総覧」(東京大学出版会)などをもとに、福島第一原発の事故の直後まで「若狭湾に津波被害の文献記録はない」としてきた。
しかし、敦賀短大の外岡慎一郎(とのおかしんいちろう)教授が5月、京都の神社に伝わる「兼見卿記(かねみきょうき)」とポルトガル人宣教師ルイス・フロイスの「日本史」に、1586年の「天正大地震」で大津波が起き、大勢が死亡した記述があると指摘。県原子力安全専門委員会からも調査を求める意見が出ていた。
調査は三方五湖の湖底や周辺の陸地部の計9地点。深さ10〜30メートルまで掘削して約1万年前までの地層サンプルを採取し、約1年かけて結果をまとめる。
この日、海岸から3〜4キロと、調査地点のうち海から最も遠い中山湿地で調査が始まった。ボーリング機械が起動してから約10分で長さ1メートル、直径7センチのサンプルを採取した。この地点で約2週間をかけ、深さ30メートルまでを採取する。
日本原子力発電の北川陽一・開発計画副室長は「ボーリング調査は、若狭湾沿岸で初の試み。極めて重要な情報が得られる」と述べた。また、標高が19メートルもある同地点から調査を始める意義を「大きな津波が遡上(そじょう)した可能性が分かる」と説明した。(高橋孝二)
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【関連記事】
危ない再稼働/原発銀座の福井・若狭/“活断層の巣”に立地の異常(しんぶん赤旗)
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-11043713923.html
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