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【あなたの街は大丈夫か 次の巨大地震はここだ】関東南部と南海の地震
http://gendai.net/articles/view/syakai/132645
2011年9月14日 掲載 日刊ゲンダイ
これが連続して起きる確率
<歴史は繰り返す(2)>
9月13日は地震の歴史は繰り返すことを紹介した。9世紀に起こった貞観地震とその前後の地震と、今回の東日本大震災とその前に各地で起こった地震とは、驚くほど共通項がある。地震が起きた場所、間隔がよく似ているのである。
例えば、9月13日書き切れなかったが、880年11月23日に起こった中国地方出雲大地震。これは2000年10月6日に起きた鳥取県西部地震(M7.3)や2001年3月24日の芸予地震(M6.7)、2005年3月20日の福岡県西方沖地震(M7.0)に相当する。
気になるのは9世紀に起きて1964年以降に起きていない地震だ。これが今後、起きるのではないか。
878年11月1日の関東南部地震、887年8月26日の南海地震(仁和地震)である。
実際、いま現在、首都圏直下型地震と南海トラフ地震が懸念されている最中だ。それだけに怖い。
さて、貞観地震が起きたのは869年7月。関東南部地震は9年後、南海地震は18年後だ。つまり、9年サイクルということになる。
「地震の日本史」の著者で産業技術総合研究所の寒川旭・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)は「東北地方太平洋沖地震が起きた日本海溝が、南海トラフの地震に直接、影響を及ぼすことはないようだ」としながらも、こう分析する。
「歴史を振り返ると、南海トラフと関東南部の地震は少なからず影響を及ぼしあっているように思います。9世紀のように、9年後、さらに9年後と同じような期間で連続するかは別として、順番としては同じように来る可能性があります。首都圏に影響を与える地震も南海トラフの地震も起きてもおかしくない状況です」
1703年相模トラフから元禄関東地震が起きた4年後に、南海トラフ全域から宝永地震が発生している。1854年には安政東海地震と南海地震が連続して起こり、その翌年に安政江戸地震が首都圏を襲った。直近では、1923年大正関東地震から20年あまり後に東南海地震と昭和南海地震が連続して起きている。
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