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神奈川県・連動大地震(3) [あなたの街は大丈夫か 次の巨大地震はここだ]
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2011/9/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
津波 過去には鎌倉で最大10.3メートル
海に面する範囲が広い神奈川県は、大地震が起きたら巨大津波は避けられない。大部分で震度7を記録する神縄(山北町)・国府津―松田断層帯の地震と南関東地震の2連動型地震なら被害は計り知れない。
3・11東日本大震災では、宮城県の死者のうち95%が津波による水死だ。神奈川県民は、巨大津波の恐ろしさを知っておく必要がある。
2年前の平成21年3月に作成された神奈川県のシミュレーション(冬の平日18時発生)では、津波の到達時間は相模湾岸から横須賀市にかけては5分以内に、横浜市や川崎市でも10分以内と想定されている。津波は相模湾で高いとされ、広い範囲に高さ2〜3メートル以上。真鶴町付近では最大10メートル程度、藤沢市付近でも最大8メートル以上になるという。津波での死者は冬の5時が最大で、2430人に上る。夏12時の場合の海水浴場での死者は6920人だ。
これだけでも恐ろしいが、実は、神奈川県では、東日本大震災を受け、津波浸水予測の見直しを決めている。県土整備局流域海岸企画課によれば、「県全域を対象に、最悪となる津波について検討しています」(担当者)という。
なぜ見直しかというと、1498年の明応地震では鎌倉の海域で最大10・3メートルの高さになり、1703年の元禄関東地震でも同じく鎌倉で9・6メートルの津波が来たということが分かったのだ。県はこれまで元禄関東地震は参考資料扱いにして、真鶴町、藤沢市、三浦市で最大6メートル以上と想定していた。想定の倍となれば、鎌倉の海水浴場はもちろん、大仏も江ノ電も巨大津波に丸のみされてしまう。
3・11の岩手県大船渡市での津波の高さは11・8メートル(気象庁)だった。神奈川の津波被害はとてつもないものになる。
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