http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/533.html
Tweet |
最終的には、かなりの被害になりそうだが
遅い台風による広域豪雨が被害を拡大したか
これが東北に向かっていたら。。
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY201109040370.html
湿った空気、同じ地域に集中 台風12号、進路阻まれ
関連トピックス
台風
図:雨が集中した状況のイメージ拡大雨が集中した状況のイメージ
8月25日に発生した台風12号が高知県東部に上陸したのは3日午前10時前。日本列島を縦断して4日午前3時ごろに日本海に抜けた後も、広範囲で雨を降らせ続けた。その原因は――。
台風12号は南の海上にあった当初、太平洋高気圧に阻まれて進路が西側にそれたうえ、大陸から日本海に張り出した高気圧にも邪魔され、北の偏西風にも乗りきれずに北上が遅れた。
速い時でも1時間に15キロ程度しか進まず、南からの湿った空気が長い間、同じ地域に送り込まれ続けることになり、山地南東側の斜面など、湿った空気がぶつかりやすい場所で雨が降り続けることになった。
台風の形も雨の長期化に影響したとみられる。風雨の弱い「台風の目」が中心部に直径200キロ程度もある「ドーナツ形」だったため、「目」が小さい台風よりも影響範囲が広く、雨雲がかかり続けた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110905/t10015375851000.html
全国で25人死亡 52人不明
9月5日 8時18分
台風の影響で土砂崩れなどの被害が相次ぎ、奈良県で新たに1人の遺体が見つかり、全国でこれまでに25人が死亡、52人が行方不明になっています。
このうち、和歌山県では15人が死亡し、警察によりますと、今の時点で28人が行方不明になっています。那智勝浦町では、水没した車の中から男性が遺体で見つかったほか、壊れた住宅の中で男性が遺体で見つかるなど、合わせて8人の死亡が確認され、13人の行方が分からなくなっています。日高川町では、冠水した道路で立往生した車に水が流れ込み、乗っていた男性が死亡するなど、合わせて3人が死亡しました。新宮市では、2人が遺体で見つかったほか、6人の行方が分からなくなっています。田辺市では、土砂崩れで住宅3棟が全壊し1人が死亡したほか、7人の行方が分からなくなっています。このほか、みなべ町でも住宅の裏山で土砂崩れが起き、男性1人が死亡しました。奈良県では、4人の死亡が確認され、21人が行方不明になっています。五條市では、60代の女性が崩れた土砂の下敷きになり死亡したほか、宇井地区で住宅が流され、7世帯10人と、この地区に帰省していた1人の合わせて11人の行方が分からなくなっているということです。十津川村野尻では、住宅2棟が川からあふれた水に流され、女性1人が死亡し、7人が行方不明になっています。同じ十津川村の上湯川では、山の斜面が崩れて住宅が押し流され、73歳の男性が死亡しました。また、十津川村長殿では住宅2棟が土砂崩れで流され、70代から90代の男女3人が行方不明になっていますが、付近から新たに1人の遺体が見つかったということです。さらに、天川村でも1人の行方が分からなくなっています。また、徳島県では三好市で川に流された75歳の女性と佐那河内村の83歳の男性が死亡したほか、1人が行方不明になっています。三重県では、御浜町で89歳の女性が土砂崩れに巻き込まれ死亡したほか、紀宝町でも87歳の男性が浸水した家の中で死亡しているのが見つかりました。愛媛県では、松山市で45歳の女性が川に流され死亡しました。広島県では、尾道市で船を移動させると言って家を出た90歳の男性が遺体で見つかりました。このほか、兵庫県と鹿児島県でそれぞれ1人が行方不明になっていて、NHKのまとめで全国でこれまでに25人が死亡し、52人が行方不明になっています。各地でけが人も相次ぎ、これまでに愛知県で25人、兵庫県で16人、三重県で14人など、20の都道府県で合わせて105人がけがをしました。
http://www.asahi.com/national/update/0905/OSK201109040166.html
突然の土砂、民家襲う「山が崩れるとは」 台風12号
台風12号による集中豪雨が紀伊半島を直撃し、山あいや海沿いの集落に次々と襲いかかった。和歌山、奈良両県を中心に被害は拡大し、土砂崩れや川の氾濫(はんらん)が救助と捜索の行く手を阻んでいる。
民家6軒が土砂崩れに巻き込まれ、1人が死亡、4人が不明となった和歌山県田辺市伏菟野(ふどの)地区。「あと5分早く気付いていれば……」。母と息子2人の行方が分からなくなっている打越貴美男さん(48)は、避難所の小学校で涙を流した。
3日夜、貴美男さんは翌朝部活に出かける次男祐貴さん(16)を駅に送るため、いつもより早めに床に入った。「コロコロ、コロコロ」。深夜、自宅脇の排水路を石が流れる音で目が覚めた。普段水が流れる「ジャー」とは違う、初めて聞く音。「何かおかしい」と思って子どもたちの部屋に行こうとしたが、自宅内に土砂が流れ込んでドアが開かなくなった。窓ガラスもバリーンと割れた。
「これはあかん」。懐中電灯を探し、眼鏡もつけず雨戸を開け、隣にいた妻と家を出た。母の綾子さん(88)は祐貴さん、長男の啓太さん(17)は長女の知子さん(14)とそれぞれ一緒の部屋に寝ていた。
バキバキ――。2メートルほど高い畑への道にたどり着くと、木造の自宅が音を立てて流されていった。「妻を連れて行くのが精いっぱいだった。だけど、無理にでもドアを開けて行っていたら……」
田辺市消防本部などの約30人が未明から捜索を続けた。打越さん方は大部分が土砂につぶされ、横倒しになっていたが、その中から元気な女の子の声がした。救助隊がのこぎりで木壁を切り、担架を差し入れ、知子さんを助け出した。知子さんは「背中が痛い」と訴えたが、元気な様子だったという。知子さんに再会した貴美男さんはこう話しかけた。「助けに行かんかってごめん」
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。