01. 2011年9月01日 16:24:25: Pj82T22SRI
>緊急地震速報はP波を感知してS波の到来を予測するシステム緊急地震速報にも問題がないわけではないが、 脳の統合が失調した人には何を言っても無駄なんだろう http://www.sdr.co.jp/110311tohoku-eq/n_report/20110311_n-report.html
wiki/緊急地震速報 P波とS波とは伝播速度が異なり、P波は毎秒約7km、S波は毎秒約4kmの速さで伝わる。この伝播速度差を利用して、震源に近い地点におけるP波の観測に基づき、後から来るS波の伝播を時系列的に予測し、震源からある程度以上(P波とS波の時間差が充分に開くほど)離れた地点に対しては、その到達前に予測を発表 それぞれの地震計から、地震波形データをリアルタイムで気象庁に集計し、これを解析・処理して同庁から発表される緊急地震速報は、気象業務支援センターを経由して利用者へ配信 http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/14002/1/25_p243-257.pdf http://utyujintoufononazo.seesaa.net/article/197434406.html 3月11日の東北地方太平洋沖地震は核爆弾爆破によるものではない! さて、今回の記事は3.11地震の真相究明に、一歩近づくような内容になるかと思います。 以前からこの地震が人工的なものであるならば、その証拠を提示できなければ
ただの憶測にすぎないということを述べました。 この人工地震説には核爆弾爆破説とHAARP説に大別できると思います。
本記事では前者である可能性を排除する証拠を提示する事にします。 ※追記:なおHAARP説についても可能性は排除されました。 → HAARPは人工地震兵器ではありえない!その理由とは!? この核爆弾爆破説で一番のネックになっていたのは、3.11地震の波形を
どう判断するのが正しいのか?という点でした。 これが正しく判断できないと、人工地震なのか自然地震なのかが分別できないわけです。
今まで地震波形の判断の仕方がわからなかったために、
この件については触れようにも触れられませんでした。 しかしようやく判断できる材料が揃いましたので、
根拠を示しながら解説していきます。 では地下核実験で発生する地震の波形を見てみます。
→ http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/STAFF/ando_new/lecture/M.Oishi.pdf この中では北朝鮮で行われた核実験のデータと自然地震の違いについて解説されています。 また2006年と2009年の地震の波形はほぼ同じです。
→ http://www.jiji.com/jc/v2?id=20090527north_korea_18 それぞれP波、S波、表面波とはっきりとわかる波形になってます。 地震波の参照図 → http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/t_maeni.pdf → http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/furumura/05Miyagi/ また二つ目のP波として指摘されているのは反射波という判断も合ってると思われます。 → http://www.sci.hokudai.ac.jp/science/science/H12_08/tigaku/arita.htm ・抜粋・ 地表面で発射された人工地震波が地中を伝わるとき、物性(弾性波速度や密度)が異なる地層や岩体の境界面に入射すると、地震波の一部は屈折し、一部は反射します。屈折波はさらに深部の境界面でふたたび屈折し、反射します。 またはpP波の可能性もあります。 → http://www-seis1.kugi.kyoto-u.ac.jp/dc/08/modeling/PpPsP.pdf これらのことから、日本国内で反射波が確認できなかったのは波が減衰したからだと考えるのが妥当のようです。 あと自然地震のP波は一定距離離れた観測地点では、S波が到達するまでの間に初期微動が表れるのが一般的です。 P波、S波、表面波、初期微動、主要動のわかる参照図 → http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/PNG/fig3.2.png → http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-01.htm → http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/furumura/izu06/ その他地震について詳しいサイト → http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-04.htm
地震波の伝わり方がよくわかる動画 → http://sgs.gozaru.jp/cdr/sutanbai/zisin_tateyoko.html → http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/flash/ps_wave.html 今回の3.11地震の地震波が伝わる模様をリアルタイムでわかりやすくした動画 4分10秒から始まる部分 → http://www.nicovideo.jp/watch/sm14026152 この自然地震と違い爆破による地震波形はP波が卓越しており、逆にS波は生じにくい事が特徴的ですが、このようになる原因は爆発が等方的(エクスプロージョン)であるためです。 参照 → http://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/40977415.html インドでの核実験の地震波と自然地震のそれとの比較図参照 → http://educate-yourself.org/cn/japanquakemanufactured12mar11.shtml これからもわかるようにP波が卓越しているのが見て取れます。 ではここで3.11の地震波はどのような形になっているか見てみます。 → http://www.fnet.bosai.go.jp/exp110311.php 3.11地震波.jpg ※もし特定したラインが間違っていればご指摘ください。
P波到達からS波到達までの間に初期微動が見られることから、 これは人工地震の特徴であるP波卓越の様相とは違う波形になっており、 自然に起こった地震であると判断できます。 速度波形においてもP波S波ともにはっきりしています。 → http://sms.dpri.kyoto-u.ac.jp/k-asano/110311/20110311array1.html ※理論走時ライン 加速度波形でも同じです。 → http://www.bosai.go.jp/news/oshirase/20110315_01.pdf → http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2011/03/EW_acc4.jpg (参照元:http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201103_tohoku/) 上記リンク中の@ABは断層の破壊が3分間で起こったとされるポイントです。 → http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/25b/201103251730.html ※追記: 気象庁のデータより加速度、速度のP波S波の初動測定点は同じだと判明。 詳しくは以下の「強震波形」を参照のこと。 → http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/kyoshin/jishin/090811_suruga-wan/index.html また以前検証した3月9日の11:45分に起こった地震も同様に、
自然に起こった地震の波形であるということがわかりました。 → K−net の地震データ これによって今まで検証してきた人工爆弾説は破綻したように思います。 ちなみにこのM9.0の地震を引き起こすには、いったいどれだけのエネルギーが必要なのかと言うと、 → エネルギーの比較 → TNT換算 TNT火薬約500メガトン分に匹敵するエネルギーになります。 これはソビエトが過去に実験した水爆のツァーリボンバ10発分に相当する量です。 今ではもっと小型化が進んでいると思われますが、
海底掘削した穴のサイズに収まるとしても、 既に見た地震波形からは爆弾が使われた形跡を見て取れませんので、可能性は低いです。 また核実験の偽装については色々とあるようですが、
→ 核実験の探知 爆弾を並べて短時間に順に爆発させて断層破壊と偽ったり、 2発の爆弾を短時間に続けて爆発させ自然地震特有のpP波(地震波を参照) に似た波を発生させたりする、 とありますが、今回の3.11地震においては、 最初の3分間に起こった断層破壊と見て取れる波形の内、最初に到達したP波の波形からしても 2回目以降の波形を見ても、P波が卓越していると判断するのは妥当ではないです。 では最後にこの波形について、
→ http://www.iris.edu/cgi-bin/wilberII/wilberII_showplot.pl?ev=20110311_054623.7.spyder&st=ERM.II&c=irNtV9g8Ju2uI これは今までに見た波形をかなり長い時間軸に置き換えたもののようですが、 これと同じ時間軸の波形データを日本国内のサイト観測網では探せませんでしたので、 もし見つかれば検証したいと思います。 ※追記: このデータはK-netの地震波形データに同じ観測点「えりも」で 見つかりました。ただ220秒という短い時間の範囲だけです。 → えりも地震波形 これを見てもわかるようにP波が卓越していませんね。 ※追加補足: なぜ自然の地震と人工地震とではP波の違いが顕著に表れるのか?ですが、 これは石田理論によると自然の地震では爆縮という現象が起こるとあるので、 そのことから判断して、おそらくP波の成分が爆発と圧縮の力とが打ち消し合って残った その差分が、結果として波となり伝わるからだと考えています。 そのように考えると爆弾の爆発は圧縮の力が生まれない、ただの等方的爆発(エクスプロージョン型の爆発)であるため
それがそのまま打ち消し合う必然性もなくP波の成分として伝わるから、卓越した波形になると思われるのです。 ※追記: 2chにも今回の地震が核爆弾由来のものではないという情報も載っていました。 電気通信大学の早川正士先生の情報は今後とも要チェックです。 → http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1300068105/760-762 しかも地震予知ができるということのようで期待できそうですね。
|