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首都圏が危ない!茨城沖・巨大余震の恐怖…M8級、最大震度7
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110822/dms1108221156010-n1.htm
2011.08.22 夕刊フジ
不気味な地震が連発している。22日午前7時過ぎにも福島県楢葉町で震度4を観測。これで8月に入ってからの震度4以上の地震は16回に達した。範囲も広く北海道、宮城、茨城、静岡、和歌山にわたる。収まる気配のない余震のなかで、専門家が、最も危ぶむのは茨城県沖、首都圏直下型の巨大余震だ。東日本大震災の最大余震として想定されるマグニチュード(M)8・0前後が襲うと、最大で震度7。再び大震災の悪夢が起きる。
一般的に最大余震は本震よりM1・0程度小さいとされている。東日本大震災はM9だったため、最大余震はM8・0前後とみる説が有力だ。
M8・0と言えば震度6強、震度7の揺れとなる可能性が高い。この巨大余震はどこが震源地になるのか。武蔵野学院大特任教授(地震学)の島村英紀氏は、「今回の震災では震源域が三陸沖から茨城沖まで南北500キロの及び、北から南へ断層破壊が連続した。震源域で最も南の『茨城沖』にはまだエネルギーが蓄積されている可能性があり、注目している」と指摘する。
日本列島は太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの“交差点”上に乗る。島村氏によると、列島では各プレートの影響を受けながら、北海道の釧路・根室地域、和歌山県、そして茨城県北部の3カ所で地震が頻発してきた。
「震災後、余震の震源地は海域だけでなく茨城県北部の陸上でも多い。地震の多かった場所が大地震で刺激されたのだろう。この活動が震源域最南端の活動を逆に誘発する可能性もある。ただ、最も危険なのは『首都直下型地震』の誘発だ」
もともと東京を中心とした地域は直下型の巨大地震が「20年弱の周期で起こってきた」(島村氏)。有名なのは1855年の安政江戸地震(M6・9)と1923年の関東大震災(M7・9)だ。
「ところが関東大震災以来、東京で大規模な直下型地震はパッタリと止んでいる。震災から5カ月以上経過し、遠い東北での出来事と思われつつあるが、東京の住民は決して人ごとではない」
茨城沖にしても首都圏直下型にしてもM8級が起きれば津波、家屋の倒壊と被害は計り知れない。
残念ながら、巨大余震が襲来するタイミングを予測するのは難しい。気象庁も余震の見通しを発表しているが、「2004年の新潟県中越地震などでもことごとく外した」(島村氏)と不名誉な過去もあり、不安は尽きない。
ただ、いちるの望みはなくもない。東日本大震災でも専門家の調査が進み、被災地では本震の直前に小動物の異常行動が報告された。
麻布大獣医学部教授(介在動物学)の太田光明氏は「動物は地中で起こった電磁波の異常を感知できると考えられる。地震予知で有名なナマズは震度1でも反応するほど感度がいいが、イヌやネコは震度6以上の大きな地震なら反応する。阪神・淡路大震災では獣医師会などの調査でイヌの20%以上、ネコの30%以上が屋内で階段を激しく昇降する、鳴き、吠え続けるといった異常行動を取った」と説明する。
日本国内でイヌ、ネコは計2500万匹いるといわれ、太田氏は「数の財産」と強調。「情報を共有できれば地震予知の可能性は高まる。携帯電話などのツイッターをうまく使えたら、異常行動に関する多くの情報が集まり、巨大余震の直前に身構えられるのではないか」と話している。
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