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強烈な悪臭、大量のハエ…魚介類腐敗進む被災地(読売新聞) 
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/407.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 11 日 18:58:54: igsppGRN/E9PQ
 

強烈な悪臭、大量のハエ…魚介類腐敗進む被災地
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110611-OYT1T00271.htm?from=main2
2011年6月11日17時26分 読売新聞

 東日本大震災の発生から11日で3か月を迎えるが、津波の被害が大きかった岩手県沿岸南部では、水産加工会社の冷蔵庫から流出したサンマやイカなどの魚介類の腐敗が進み、ハエが大量発生している。

 大船渡市は市内沿岸部全域の害虫駆除を今月中に業者へ委託する方針だ。専門家は「放置しておくと衛生上の問題や感染症の恐れもある」と注意を呼びかけている。

 大船渡市の沿岸部。海沿いに立ち並ぶ水産加工会社の冷蔵庫が津波で流され、1万5000トン以上のサンマやイカ、カツオなどの魚介類が散乱した。気温が高くなるにつれて腐敗が進み、強烈な悪臭を放つようになった。腐敗した魚の上をウミネコが舞い、ハエがたかっている。

 陸前高田市でも、流出した約1200トンの魚がいまだ手つかずのまま。同市気仙町の仮設住宅で暮らす男性(62)は「部屋には常に数匹のハエがいる。食べ物にたかるので衛生的に不安」と困惑する。

 害虫駆除業者でつくる社団法人「岩手ペストコントロール協会」は、5月から陸前高田と大船渡両市を中心にハエの駆除に乗り出した。2〜3人でチームを組み、トラックの荷台に殺虫剤溶液を積んで現場に向かう。悪臭が強烈なため、防護服を着込み、液剤を高圧噴射できるホースで、がれきや魚に散布していく。費用は、同協会関係者の依頼を受けた民間活動団体(NGO)が拠出している。

 大船渡市は同協会に所属する害虫駆除業者などに、6月中にも沿岸部全域にあたる約760ヘクタールの防疫を委託する予定。しかし、1平方メートルあたり約2リットルの殺虫剤が必要になり、「数年にわたった場合、億単位の膨大な予算がかかる」(市民生活環境課)と話している。

 同協会によると、がれきや腐敗した魚にたかったハエが赤痢菌などを媒介し、食べ物などを汚染する恐れがあるという。協会の沼山祐司さん(44)は「これから暑くなると、さらにハエの数は増える。今のうちから蚊帳や網戸でハエとの接触を減らしてほしい」と呼びかけている。
 

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コメント
 
01. 2011年6月11日 22:54:46: ocoxdRpZPw
直接的には、これが一番怖い
放射線も問題だし二重苦、いや生活の問題もあり三重苦か
まだ問題にされていないが、各家庭や事業所にあった有害重金属はどうなった
それを考える四重苦の世界だし、今回の回避で殺虫剤を使用したら五重苦
言いようもない
車のバッッテリーの鉛なんてもうどうでもいいのかね、どうも海にいろいろ
流れてると思うのだが

02. 2011年6月15日 06:22:39: DprNjXc3KE
>1平方メートルあたり約2リットルの殺虫剤が必要になり、「数年にわたった場合、億単位の膨大な予算がかかる」(市民生活環境課)

凄まじい環境汚染になる。二次被害は必至で、アレルギー疾患等の化学物質汚染が世代を超えて続いていく。放射能汚染と事後的な化学汚染の二重苦。

本来なら、半径百キロ範囲を強制移住させるべきだったので、この地域に居住するのが間違い。放射能汚染は十年後も残るが、水産物の腐敗は数年後は無機化して消滅する。
しかし、化学物質を多量かつ高密度に撒き散らせば、回復不能の土壌・水質汚染を引き起こし、生態系に重篤なダメージを与えてしまう。長期的に見れば結局は、誰の得にもならない。

これは、短視眼的な目先の都合優先の発想が愚かなことの典型。


03. 2011年6月15日 12:37:11: EGaQ73B5yp
津波被災地でハエが大発生しているのに、実効のある対策が何ら打たれて
いないとすると、二次災害として感染症の爆発的蔓延が起きるのではないか、
と本当に心配です。

日本では報道されていませんが、米国で、今年も相次いで起きている
竜巻の被災地では、接合菌症(zygomycosis)という、カビによる深刻な
感染症の感染爆発が被災民を襲っています。


既存の感染症媒介生物が大量発生しているのなら、DDTなどの強力な
殺虫剤を使って、とりあえずの対策を打つしかないのかも知れません。
終戦直後は、占領軍のイニシアチヴでそれを実行したおかげで、
とりあえずチフスなどの(戦災地にありがちな)感染症を抑え込めたのかも
知れません。(日本の終戦直後の感染症対策でもっとも重要だったのは
DDT散布よりも、国民の栄養状態と衛生状態の改善であった、とは
思うのですが……。)

DDTは難分解性で、健康にも長期的には有害ですが、発展途上国では
感染症蔓延よりもマシだという判断で、いまでも使われています。
いま現在の日本は、まともな災害対策が打てず、その点ではすでに最劣悪の
低開発国なのですから、DDTなどの使用もやむを得ないのかも
しれません。とにかく、住民の考えが最優先ですから、緊急に住民公聴会を
開いて意見を聞き、感染症の大爆発の危険性を知らせたうえで、
とりあえずどうするかを、真剣に考えてもらうしかないのだと思います。

今回の津波震災において、いま一番重要なのは、被災民の免疫力を
維持強化するために栄養を良くして衛生的な環境に住ませること。
それが不十分だと、カビその他、普段なら感染しない微生物やウイルスにも
日和見感染して、それで死ぬ患者も爆発的に増える恐れがあります。

(ハエの媒介で猛毒の致死性大腸菌の感染爆発でも起きたら、医療機関は
 手が回らないし、ただの下痢では済まないわけです。病原性大腸菌は
 腎不全なども起こしますから、一度の感染で一生ものの障害を抱える
 可能性もあります。 感染症をナメちゃいけません。 ハエ大発生のなかで
 生活している被災者自身と、行政は、それがわかているのでしょうか?
 二次災害の危険性をナメちゃいけない!)

ご参考までに、アメリカの竜巻被災地でいま深刻な問題になっている、
「zygomycosis(接合菌症)」の感染爆発について、言及した英文記事を下記にひとつ
紹介しておきます。そのなかに出てくる「zygomycosis」がどういうものか、wikipedia
の解説がこれ。
  ↓
------------------------------------------------------------
zygomycosis 

接合菌症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E5%90%88%E8%8F%8C%E7%97%87

------------------------------------------------------------

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.reuters.com/article/2011/06/09/us-joplin-infections-idUSTRE7587HW20110609

Rare infection strikes some in Joplin; death toll rises to 151

   By Kevin Murphy

KANSAS CITY, Mo | Thu Jun 9, 2011 7:59pm EDT

KANSAS CITY, Mo (Reuters) - Health officials say flying debris from the tornado that tore through Joplin, Missouri, last month is to blame for an outbreak of a rare but serious -- and in some cases deadly -- fungal infection among some of the more than 900 people injured in the disaster.

Soil or plant matter on debris that penetrated the skin of some of the people who survived the twister is believed to have caused them to contract an infection called zygomycosis, said Uwe Schmidt, an infectious diseases physician at Freeman Health System in Joplin.

Schmidt said he knows of at least nine patients who have had the infection in the weeks since the disaster. Three or four of them died and he said zygomycosis was a factor, if not the actual cause.

"It's definitely quite striking," Schmidt told Reuters. "To have so many cases of this is rather rare."

He said he had previously only seen two cases of zygomycosis in his career.

The May 22 tornado cut a six-mile swath through Joplin, killing 151 people while destroying some 6,000 homes and many other buildings.

Several people have been treated for zygomycosis in neighboring Greene County, said Kendra Williams, administrator of community health and epidemiology for the Springfield-Greene County Health Department. She was unable to release information on whether any of the patients died.

"It's just an unfortunate side effect of the tornado," Williams said. "You deal with the sadness and emotions from the tornado itself and then you find there are problems associated with this."

Symptoms of pain, swelling and skin discoloration typically showed up about five to 10 days after the tornado, Williams said. But depending on a person's age, health and wounds suffered, some cases could still surface, Schmidt said. The infection can spread rapidly and invades the blood supply, he said.

Treatment is with intravenous anti-fungal mediation and removal of damaged skin tissue, Schmidt said. Mold can be seen in some of the wounds, he said.

Public health departments in the Joplin region have notified doctors and hospitals to be aware of the possible infection when treating patients injured in the tornado, Williams said.

The official death toll from the Joplin tornado rose by 10 on Thursday from the previously reported number of 141, according to Jasper County Coronor Rob Chappel.

Eight of the new deaths were from injuries suffered in the tornado and one was from a fungal infection, though Chappel said he was not told if it was zygomycosis.

Authorities have also added to the list of the dead a police officer who died of lightning-strike injuries the day after the tornado, Chappel said. The officer had previously been excluded from the count.

(Editing by James B. Kelleher and Jerry Norton)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


04. 2011年6月16日 11:16:57: 8JkQfcsD8U
同じ昆虫でもオオクワガタの駆除なんて聞いたことも無い、ハエの繁殖力との違いってなんなんだか…。

05. 2011年6月17日 22:09:11: ocoxdRpZPw
DDTだけでなかった、BHCも親戚でしょうか
とりあえず、両方くらって生き残ってますが
核実験の時の物質名と違うのが最近のはやりですね
古い世代は記憶もあいまんですいません

06. 2011年7月12日 11:57:12: Er7Gj5eXeM
この猛烈な悪臭や伝染病の予防には、『地球のお医者さん』を自称する平井孝志先生の通称『平井菌』がもっとも効率的です。平井先生はブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された第1回『国連地球サミット』で日本の実践者として紹介されました。また1997年の地球温暖化防止京都会議でも紹介されました。この『平井菌』をヘリにより空中散布するのがもっとも効果的でしょう。
http://www.bikanken.com/

●平井菌の消臭効果は驚異的です。(鶏舎や豚者の悪臭をほとんど無いというまでに軽減します。)
YOUtubeをご覧下さい。http://www.youtube.com/watch?v=zOAKHe0vHb4&feature=player_embedded
●この時期の暑さで激しく増殖して内部へ徐々に浸透します。無臭化した汚泥は他に使用できます。(微生物が生きています)
●病原菌を激減させます。伝染病を予防します。
●油成分やダイオキシンなども分解します。
●薬剤散布などの人体や環境への危害がありません。
●人体に無害です。(というよりビフィズス菌に似ています。健康にします)
是非、国、自治体、NPOの方々へお知らせ下さい。
問い合わせ先
微生物的環境技術研究所
平井孝志
Tel.077-562-9011
Fax.077-562-9020

参考
農業編
http://www.youtube.com/watch?v=pqhNlseNzYk&feature=player_embedded
河川浄化編
http://www.youtube.com/watch?v=bfQIsPRT7Pg&feature=player_embedded


07. 2011年8月25日 20:47:13: QPxDFQhdCw
もうすぐ、新学期、この悪臭は解決できているか、心配です。
大震災被害で大変でしょうが、我慢も大変だと思います。
気温が下がれば、解決するのかもしれませんが、被害受けている市民が納得してくれるでしょうか?
もしも、企業がこのような悪臭を出し続けていたならば・・・。
行政も震災で大変でしょうが、頑張って解決して下さい。

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