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東日本大震災:帰宅難民、大量に発生…ドコモの交信で推計
推計データhttp://mainichi.jp/select/today/news/20110604k0000e040041000c.html
2011年6月4日 12時1分 更新:6月4日 13時17分 毎日新聞
東日本大震災が発生した翌日(3月12日)未明の東京都心部で夜間人口が通常より大幅に増えていたことが、NTTドコモが携帯電話の交信状況から推計した人口分布データで分かった。交通網のまひで自宅に帰れず、都心の勤務先などで夜を明かした「帰宅難民」が大量に発生した実態が裏付けられた。
震災直後は携帯電話がつながりにくくなったが、通話の有無と関係なく、ドコモの無線基地局が携帯電話の接続先を確認する交信を利用。交信した携帯電話の数を基に東京23区と周辺の500メートル四方ごとの人口を1時間ごとに推計した。
データによると、震災当日の3月11日午後9時は新宿などの繁華街に集まる人が通常より大幅に少なかった。この日は金曜日で夜の繁華街は普段はごった返すが、11日は一部動き出した私鉄や地下鉄を使えた人が繁華街に寄らずに帰宅を急いだ様子がうかがえる。
さらに、12日午前3時には、東京駅周辺のオフィス街などに人が滞留。この時間帯の都心は通常、住民以外はほとんどいないが、帰宅を諦め、職場などに泊まる人が多かったとみられる。
東京23区全体の夜間の最小人口は通常約780万人だが、ドコモのデータによると、11日夜から12日未明にかけての最小人口は約860万人と推定され、23区外に住む80万人程度が帰宅を断念した可能性がある。民間調査会社などによると、震災時の都内全域の「帰宅難民」は約300万人との推計がある。【乾達】
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