01. 2011年5月26日 12:32:33: Pj82T22SRI
大きな岩盤の移動で、地殻中の電荷移動が地磁気を遮蔽するように起こったとしても、それは定量的に説明がつかないということか 海水の移動で、なぜ静磁場(地磁気)が影響を受けるのかが、よくわからないが イオンを含んでいるから、電荷分離が生じ、その移動で遮蔽が生じるということか?http://weblog.citylife.co.jp/archives/3007 地震発生時の地磁気変化 世界で初めて観測 地震直後に地磁気振動 スマトラ沖、タイで観測 岩手・宮城内陸地震で、地震を起こした断層の動きとほぼ同時に「地磁気(地球の磁気)」が変化したのを、観測した。「地磁気」の変化が地震の発生とほぼ同時に明確に観測されたのは世界で初めて。 観測に成功したのは、秋田県立大学の竹内伸直教授と首都大学東京の大久保寛助教らの研究グループで 岩手・宮城内陸地震の震源地から28キロほど南にある鉱山の跡地を利用した観測施設で、地震を引き起こした断層の動きが始まったのとほぼ同時に「地磁気」も変化することを観測。 地震の前後で「地磁気」が変化することはこれまでも知られていましたが、地震の発生とほぼ同時に明確に観測されたのは世界で初めて 今回の「地磁気」の変化は、観測点に「P波」と呼ばれる地震直後の小さな揺れが到達するよりおよそ5秒早く観測されていた。将来、「P波」をとらえて警報を出す現在の「緊急地震速報」より、さらに早い段階で揺れを予測できるシステムの開発を期待する声も出ている。 以前にも、2004年12月のスマトラ沖地震発生直後、震源から1000キロ以上離れたタイ北東部で、京都大などが設置した磁力計が約4分周期の地磁気の振動を観測していた。家森俊彦京都大教授(地球電磁気学)らが2005年9月27日、発表した。 地震に伴う地磁気の振動をはっきりとらえたのは初。家森教授らは、地震発生前にタイ北東部のピマイに磁力計を設置。地震直後の記録を分析し、地磁気の振動が約50分間続いていたことを確認。家森教授によると、震源付近の大規模な海面の上下運動は大津波として伝わる一方、発生させた音波が約100キロ上空の電離層に届いた。これにより電離層でプラズマが振動し電流が発生、秒速約300キロの高速で電離層内を伝わりピマイ上空に到達し、地上の磁力計が地磁気の変化としてとらえた、としている。 出典 地磁気変化 世界で初めて観測 09月14日 10時10分 http://www3.nhk.or.jp/news/t10014107621000.html 地震直後に地磁気振動 スマトラ沖、タイで観測 2005/09/27 11:43 http://www.47news.jp/CN/200509/CN2005092701003342.html 公開日: 14 9 月 2008 記者: 満田 寿 投稿先: 身近な絶滅物語 キーワード: スマトラ沖, スマトラ沖地震, プラズマ, 世界, 初, 地球, 地磁気, 地磁気振動, 地震, 地震発生時, 地震直後, 変化, 大学, 宮城内陸地震, 岩手, 振動, 断層, 東京, 磁気, 秋田県, 緊急地震速報, 観測, 観測施設, 跡地, 鉱山, 電離層, 音波, 首都大学, P波 前の記事: 最近の夕飯作り 次の記事: ガソリン最安平均価格 2008年9月15日 |
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03. 2011年5月27日 17:22:39: EGaQ73B5yp
房総半島で方位磁石の南北が逆転する怪奇現象“磁気異常”が多発1 :依頼554(関西地方):2011/05/27(金) 17:15:37.14 ID:J9BjRDwI0● ?2BP(6) 千葉県・房総半島で「磁気異常」という不可思議な現象が発生している。 この事実に最初に気づいたのは、房総半島南端の野島崎で10年以上前から魚介類調査を続けてきた海洋学者の辻維周氏。 辻氏によれば、太平洋に突き出た野島崎では5〜6年前から10度ほどコンパスの針がフラつく現象が始まっていたが、 2009年に入って狂いが極端になり、日によっては南北逆転や180度以上の誤差が生じたという。 そこで2009年には、調査班が辻氏とともに房総半島の海岸線を調査。 すると、犬吠埼(いぬぼうさき)と約2キロメートル南の長崎鼻では磁針が完全に南北逆転し、フラフラと定まらなかった。 九十九里浜を南下するといったん正常に戻ったが、再び中間部の大網白里からは大きな狂い(東へ118度)が現れた。 さらに御宿海岸からは西へ15〜40度の誤差が続き、野島崎で東へ45度、西端の洲崎灯台で東へ90度のズレが確認できたという。 このときの調査では、磁気異常は太平洋に面する外房〜南房地域だけで発生し、 東京湾側の内房と、神奈川県川崎から富津をつなぐアクアライン「海ほたる」ではまったく観測されていない。 しかし、今年の4月23日に実施した調査によると、前回は異常がなかった「海ほたる」と市川PAで、初めて西へ15〜30度の誤差が見られた。 同じく、前回は異常がなかった房総半島北部でも、大栄PAで東へ140度の誤差が生じたほか、酒々井PAではついに南北が逆転するという大きな狂いが確認された。 さらに、これまで異常が観測された地域では倍以上のズレを観測するなど、今年に入ってから房総半島周辺の異常は、より深刻化している。 こうした磁気異常は、果たして何を意味しているのだろうか? http://wpb.shueisha.co.jp/2011/05/26/4835/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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04. 2011年5月27日 17:32:54: Pj82T22SRI
>磁気異常は、果たして何を意味しているのだろうか局地的異常であれば、地震による歪み応力が、磁鉄鉱などを含む地殻領域を磁化したと考えられるな http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/index_con.htm 磁気異常
地磁気の分布は必ずしも一様でないので,観測された磁場と国際標準地球磁場(IGRF)とは一致せず差が生じる。これを磁気異常といい,経度・緯度が数十度程 度の広がりをもつ異常を地方的異常,もっとせまい範囲 のものを局地的異常とよぶことがある。 磁気異常を調 べることによって地質構造や鉄鉱床などの調査をすることができる。 国際標準地球磁場(IGRF) 磁気異常は観測された磁場と標準磁場との差で定義され る。以前は研究者が標準磁場としてまちまちの値を用い ていたため,しばしば混乱することがあった。そこで1968年に IUGGの一分科であるIAGA(国際地球電磁気学・超高層物理学協会)が専門家会議を開いて ,国際的な標準磁場を用いることを申し合わせた。これをIGRFという。 http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2001-0521.html 国土地理院(院長 矢野善章)は、日本列島及びその周辺地域の「高度5000mにおける全国航空磁気異常図」を完成させました。この全国航空磁気異常図は、1984年〜1999年に実施した精密な航空磁気測量に基づき作成されたもので、観測された地磁気から標準的な地球磁場を取り除き、局地的な磁気異常を表したものです。 この図から、中国地方や伊豆・東北地方の火山地域などでは岩石の磁化が強い正の磁気異常(ピンク)が見られ、北海道東部などでは磁性の弱い堆積岩類等が広がっており、磁気異常の弱い地域(ブルー)が見られています。また、全国的に見られる正と負の模様は、火山活動や地下構造を反映しています。 地震予知や火山噴火予知の研究のためには、地質構造を議論することが重要であることから、この成果は、そうした研究に役立てられることが期待されます。 国土地理院では、「高度5000mにおける全国航空磁気異常図」を大学及び研究機関等に配布する予定です。また、現在、一般の方にもホームページで公開できるよう準備を進めています。 資料 ・「高度5000mにおける全国航空磁気異常図」 [148KB] ・航空磁気異常図の説明 http://www.hi-ho.ne.jp/knaga/miyazakitisitu/jikiijyoGJ.htm 磁気異常は,現地で測定した磁場と地球の大局的な磁場(世界中の地磁気観測から決定される国際地球標準磁場)との差であり,磁化強度や磁化方向の異なる岩石の分布を反映している。 太平洋プレートでは,正負の磁気異常が交互に並んだ縞模様が見える。この縞模様は,中央海嶺で湧き出した苦鉄質マグマが固結する過程でその時の地球磁場の方向に磁化しつつ,海洋底の拡大に伴って側方に平行移動することによって作り出されるもので,度々反転する地球磁場の変遷を記録している。日本海溝付近では,太平洋プレートの縞模様が海溝を越えて島弧側まで伸び,その先で徐々に消える。これは,磁化したプレートの沈み込みを反映している。同様の地磁気縞模様はフィリピン海プレート内の四国海盆にも存在する。その縞模様は,ちょうど扇子を広げたときの骨組のように,四国海盆の拡大を記録している。磁化強度が弱いため,縞模様は太平洋プレートほど明瞭ではない。大陸から分離して生じた日本海では,明瞭な地磁気縞模様が存在しない。いくつかの磁気異常は日本海拡大の拡大軸に対応するといわれているが,全体に特徴のない磁気異常が広がっている。 千島弧や東北日本弧,伊豆-小笠原弧,西南日本弧,琉球弧には島弧に沿って並ぶ火山に対応する磁気異常が共通して認められる。同様に,四国海盆拡大に伴って伊豆-小笠原弧から分離したかつての島弧,九州-パラオ海嶺や,その西側の奄美海台,大東海嶺,沖大東海嶺などにも強い磁気異常が点々と帯状に並ぶ。また,東北日本弧には,利尻島,礼文島付近から東北地方太平洋岸を経て房総半島の付け根付近まで続く磁気異常の帯がある。これは白亜紀の島弧火山列に対応するものである。北海道中央部の日高山脈沿いに延びる,長さ500 kmの磁気異常は,千島弧と東北日本弧との衝突境界沿いに露出する超苦鉄質-苦鉄質火山岩類の分布に一致している。 西南日本弧では,磁鉄鉱を多く含む珪長質深成岩類が分布する山陰地方に強い磁気異常が認められる。磁鉄鉱の少ない珪長質深成岩類が分布する山陽側の磁気異常は弱く,これと対照的である。堆積岩類を主とする付加コンプレックスが広く分布する太平洋側の地域での磁気異常はさらに弱い。また,琉球弧の背弧盆である沖縄トラフの北西側には,伏在する火山岩によると思われる強い磁気異常がトラフに沿って点在する。
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