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予知連“巨大地震想定できず反省”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110525/t10013113141000.html
5月25日 22時21分 NHK
東日本大震災を受けて行われたシンポジウムで、地震予知連絡会の島崎邦彦会長が講演し、専門家による地震や津波の予測が防災対策に生かされていれば、被害を減らすことができたと指摘する一方、結果的に巨大地震を想定できなかったことについて、「反省している」と述べました。
東京大学名誉教授で、地震予知連絡会の島崎邦彦会長は、今回の震災を受けて、自然科学などの専門家の学会が千葉市で開催したシンポジウムで講演しました。島崎会長も委員を務めている政府の地震調査委員会は、平成14年に公表した「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価」の中で、明治三陸地震と同じような地震と大津波がどこでも発生する可能性があると記載していました。講演で島崎会長は、こうした専門家の予測が国などの防災対策に生かされなかったと指摘し、「対策が立てられていれば、特に宮城県から茨城県にかけての沿岸では、被害が少しでも減らせただろう」と述べました。一方、島崎会長は、当時の委員会の議論で、マグニチュード9前後の巨大地震や大津波の可能性について指摘があったものの、結果的には採用されず、最大でマグニチュード8.2程度と結論づけていたことを明らかにしました。地震調査委員会を巡っては、1100年余り前に起きた津波の研究成果に基づいて、宮城県沖や福島県沖の津波の危険性を指摘する文書を、震災前のことし2月にまとめていたことも明らかになっています。これについて島崎会長は「公表が間に合えば、ニュースなどで見た方が高いところに避難し、命が助かった可能性もある。マグニチュード9の巨大地震の可能性を想定していなかったことについても、自分たちに甘さがあり、反省している」と述べました。
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