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米国、53年以来の竜巻の当たり年に=死者は454人に
2011年 5月 24日 10:01 JST
今春、米南部から中西部にかけて大規模な竜巻が50件発生し、死者は合計で少なくとも454人と1953年以来の数に上っていることが、政府統計で明らかになった。
イメージ Associated Press
22日にはミズーリ州ジョプリンで発生した巨大竜巻で、これまでのところ116人以上が死亡したことが確認されている。これは、一つの竜巻での死者数としては今年最大のもので、現地の検死官によると、死者はさらに増加する見通し。米国立測候所(NWS)によれば、この竜巻の幅はほぼ1200メートル、風速は時速300〜320キロに及ぶものだった。
4月26日から27日にかけてはアラバマ、ミズーリ州を中心に複数の竜巻が発生、340人以上が死亡している。
今春の竜巻による死者は、1953年の519人に次ぐもの。それ以前の記録ははっきりしていないが、それ以降より大きな被害の記録もある。米海洋大気局(NOAA)によれば、1925年にミズーリ、イリノイ、インディアナの各州を襲った1回の暴風雨で、推定695人が死亡したという記録がある。こうした暴風雨は複数の竜巻のだった可能性があるとされている。
NOAAの当局者は、今春に発生した竜巻は推定でほぼ1000件と、平年の倍に達している。死者を出した竜巻は50件で、平均の約20件を大きく上回っている。
竜巻はいつでも起きる可能性があるが、半分以上は5、6月に発生する。NWSの予報では、24日にもオクラホマ、カンザス、テキサス(北部)、ミズーリ(南西部)の各州で強い竜巻が発生する可能性が高い。
記者: Timothy W. Martin
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