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原発事故が起こった今、日本に50機以上の原発があるその現実に戦慄を覚えた人は多いだろう、それは又、外国においても同様だろう。
原発が致命的事故を引き起こしたら、容易にはその致命的な放射能災害を押さえる手段がないようだ、原発が作られてから半世紀はたっただろう現在におて。
天災であろうが人災であろうが起こった現実は悲惨、救いが無い気がしてくる。
多くの人々は住み慣れた郷土を放棄せざるえず、またそれ以上多くの人が放射線が引き起こすであろう健康被害に不安とともにいやがおうもなく付き合っていかなければならない。
翻って、現実的に事故処理については、素人目に見ても水棺は現実的でないと思う、どう、水冷用のタービンを付けれるのか今までの地震津波爆発で損傷しているだろう容器がもつのだろうかと?クレーンを設置して燃料棒を取り出したほうが良いのではないかと。
まだ、今回の事故は終わっていないのは誰の目にも明らかだろう、もうめどが付いたかのように思える報道がなされているが、仔細に考えれば小康状態であるだけで悪化する状況も考えられるし、めども付いていない。
そのような状態で賠償責任者探しだ、それがどれだけの意味があるのだろう、その標的にさてているのは東電であろうが彼らはまぎれも無く終息していない原発事故の終息の当事者だ問題解決の妨げになることは容易に予想できる、目先の不安やりどころの無い怒りのぶつけどころでしかないといえるかもしれない、たとえ過去に明らかな過失があったにしろ。
このような状態で政治に必要とされるのは、最悪の選択よりよりマシな選択をするということだろう、数百万ことによると一千万以上の人を避難させるか放射能によって引き起こされるだろう被害を許容させるかと、また、どのように終息させるにしろ数千ことによると数万の人を死地と表現してもいいかもしれない原発事故現場に送り込まざるを得ない、
政治家ことに総理大臣に求められるのは冷酷ともいえる決断だろう、これからも。
だが、今の総理にその自覚があるのだろうか?彼は何もせず流されるまま事態が悪化する
可能性があるのが。
だが、過去を振り返れば2千万人を失った戦争を乗り越えて日本という国を維持できてきた、冷静に悲観的にならずに理性的にこの困難を乗り越え新たな悲しみを受け入れよりよい国になることが出来るかもしれない。
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