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「明治三陸津波」超える高さ(NHK)岩手県宮古市の姉吉地区 高さは38.9メートル
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/153.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 15 日 06:56:07: igsppGRN/E9PQ
 

「明治三陸津波」超える高さ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110415/k10015326081000.html
4月15日 6時7分 :NHK

大津波に襲われた岩手県宮古市では、115年前の「明治三陸津波」で記録された津波を超える、38.9メートルの高さまで津波が駆け上がっていたことが、専門家の調査で分かりました。

東京海洋大学の岡安章夫教授のグループは、岩手県宮古市の姉吉地区で津波の高さなどを調べました。この地区では、入り江の海岸から400メートル以上離れた高台で、津波が斜面を駆け上がった痕跡が残されていて、測量の結果、38.9メートルの高さに達していることが分かりました。これは、1896年に起きた「明治三陸津波」の際に、現在の岩手県大船渡市の綾里地区で記録された38.2メートルを、70センチ上回る高さです。調査した岡安教授によりますと、姉吉地区では、かつて津波の被害を受けたあと、高台に集団で移転していたため、今回の津波で住宅への大きな被害は見られなかったということです。岡安教授は、「今回の津波の大きさが『明治三陸津波』を上回る規模だったことが、観測結果から裏付けられた。集落に大きな被害が見られなかったのは過去の教訓が生きていたためで、今後の街づくりにも教訓を生かしてほしい」と話しています。
 

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コメント
 
01. 2011年4月15日 09:51:38: DhMjC6G9OE
 38.2メートルを70センチ上回ったからと言って何の意味があるのだろう。
誤差だともいえる。もし測りなおしたら70センチ低かったとして、今回の津波は
明治三陸津波よりも小さかったと言うのだろうか。

02. 2011年4月15日 10:42:27: 7FMrZj3qas

つまり「明治三陸津波」クラスの災害をまったく考慮していなかったということですな。

天災ではなく、人災だったわけだ。



03. dryoshi 2011年4月15日 12:45:55: gZHiRlxb1dIxA : gU0VNMkC0Q
私も今朝この報道を見ました。一体NHKは何が言いたいのか?って感じました。百数十年前のものより大きかったので仕方なかった,と言うことでしょうか?この大学の先生がこれまで地域の防災対策にどのように関わってきたのかは知りませんが,地震・災害学関係の先生方は,この際学会を挙げて自分たちのやってきたことを厳しく検証していただきたい!

翻って,昨日の新聞には東大の先生のおもしろい論文が載っていましたので紹介します。

*****以下引用***2011/04/14 02:02 【共同通信】*****
「地震予知、即刻中止を」 東大教授、英誌に掲載

 「日本政府は不毛な地震予知を即刻やめるべき」などとする、ロバート・ゲラー東京大教授(地震学)の論文が14日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
 「(常に)日本全土が地震の危険にさらされており、特定の地域のリスクを評価できない」とし、国民や政府に「想定外」に備えるよう求めた。
 「今こそ(政府は)地震を予知できないことを国民に率直に伝えるとき」とも提言しており、世界的な学術誌への掲載は地震多発国・日本の予知政策に影響を与える可能性もある。
 論文では、予知の根拠とされる地震の前兆現象について「近代的な測定技術では見つかっていない」と指摘し、「国内で1979年以降10人以上の死者が出た地震は、予知では確率が低いとされていた地域で発生」と分析。マグニチュード8クラスの東海・東南海・南海地震を想定した地震予知は、方法論に欠陥がある、としている。
 教授は「地震研究は官僚主導ではなく、科学的根拠に基づいて研究者主導で進められるべきだ」として、政府の地震予知政策の根拠法令となっている大規模地震対策特別措置法の廃止を求めた。
 また、福島第1原発事故についても「最大38メートルの津波が東北地方を襲ったとされる1896年の明治三陸地震は世界的によく知られている」とし、「当然、原発も対策されているべきで、『想定外』は論外だ」とした。
*****以上引用********

論文の原文は以下で読めます。
http://www.natureasia.com/japan/nature/special/nature_comment_041411.php


04. 2011年4月15日 13:08:58: vx4SmrqeJc
>『想定外』は論外だ

『想定外』= 逃げ口上の常套句 ⇒ 専門家失格、嘘つき無責任は人間失格


05. 2011年4月15日 15:36:03: agol52DjiL
明治時代に比較して今の家は波だけでは壊れない家が多いから、
寄せてくる際の波の通路が狭まり(角を曲がったりしている津波のビデオもずいぶんあった)、
水流が明治時代よりも強くなった可能性はある。

06. 2011年4月15日 20:02:41: zbqqfsQag6
NHKは震災報道でしきりに津波の高さを強調して福島原発の事故はさけられなかった天災であると
コメンターに解説させている。
東電になにかかりでもあるのか?

07. 浅見真規 2011年4月15日 20:28:21: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
>>06
今回の津波が「異常に巨大な天災」と認定されれば東電が免責されますよね。
そういうわけで、マスコミは琉球王国時代の石垣島での遡上高85.4mの大津波を
無視して東電の免責画策してるように感じます。
NHK幹部が東電となんらかの関係があって偏向報道してるなら許しがたいですね。
民放はCMの関係で東電や原発プラントメーカーや発電所建設にかかわる大手建設
とかに遠慮するのはわかるんですが視聴者から強制的に金を徴収してるNHKが
電力会社や政府の代弁者になるのはおかしいですね。政府のプロパガンダ放送
するなら受信料強制徴収せずに無料にすべきです。

08. 浅見真規 2011年4月15日 20:30:03: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
岩手県宮古市の重茂半島・姉吉地区で38.9mが観測 され、数値上は本州の津波の
遡上高最高記録を観測しましたが、実は同じ岩手県宮古市の重茂半島・姉吉地区
の津波石はさらに坂道の上方にあり、「明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は
此処まで来て」と記されている事 から、研究者が念入りに津波の遡上高を調べた
今回の東北地方太平洋沖地震の津波の遡上高よりも過去の「明治三陸地震」
「昭和三陸地震」の津波の遡上高が上回っていた可能性もあります。
*****参考資料*****
下記の「ライブバー つる」のホームページ記事参照。
http://tamutamu2011.kuronowish.com/kokoyorisitani.htm
>明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て

下記の河北新報社HPニュース記事参照。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110410_21.htm
>◎宮古・姉吉地区/「此処より下に家を建てるな」 石碑の警告守る
>・・・・・(中略)・・・・・
>津波は今回、漁港から坂道を約800メートル上った場所にある石碑の
>約70メートル手前まで迫ったという。
>・・・・・(中略)・・・・・
>姉吉地区に立つ「大津浪記念碑」の全文は次の通り。
>高き住居は児孫の和楽/想(おも)へ惨禍の大津浪/
>此処(ここ)より下に家を建てるな/
>明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て/
>部落は全滅し、生存者僅(わず)かに前に二人後に四人のみ/
>幾歳(いくとし)経るとも要心あれ


09. 浅見真規 2011年4月15日 21:00:06: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
>>07の補足

自分のHPで書いた事と若干矛盾してるので補足しときます。

(誤)今回の津波が「異常に巨大な天災」と認定されれば東電が免責されますよね。
(正)今回の津波が「異常に巨大な天災」と認定されれば東電が免責される可能性が
でてきます。


詳細は下記の私のホームページ記事参照。
[ 原子力損害賠償法・第三条の天災「地変」免責規定が被害を増大させた ]
http://masanori-asami-hp.web.infoseek.co.jp/Fukushima1NPP/fault_s3_NuclearDamageCompensationAct.htm


10. 2011年4月16日 01:20:13: agol52DjiL
遡上高なんて地形により変るのですから、同じ位置の比較でなければ無意味でしょう。
しかも鉄筋の建物が建っている場所と抵抗になるものが何もない時代との比較も除外しなければならないし。

11. 浅見真規 2011年4月16日 08:51:40: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
>>10
>遡上高なんて地形により変るのですから、同じ位置の比較でなければ無意味でしょう。


この場合、同じく岩手県宮古市姉吉地区の沢を遡上して来た津波なので
比較できます。
ただし、同じ沢で比較しても震源の位置と湾の向きで遡上高は変わるので
津波全体としては、どっちが強いかは断定はできません。単にその地区の沢
でのみの比較でしかありません。
しかし、今回の津波の遡上高の最高記録の出た宮古市姉吉地区の沢で、
より上流に明治三陸地震や昭和三陸地震の津波の遡上地点を示す石碑があるので、
宮古市姉吉地区の沢では明治三陸地震や昭和三陸地震の津波が今回の津波の
遡上高の最高記録を上回る遡上があった可能性、つまり、明治三陸地震や
昭和三陸地震の津波の最高遡上高が今回の津波の最高遡上高を上回った
可能性があるのです。


>しかも鉄筋の建物が建っている場所と抵抗になるものが何もない時代との
>比較も除外しなければならないし。


Googleマップの航空写真を見ると宮古市姉吉地区は過疎地区なのか
昭和三陸津波以降に危険な下流の海岸付近に住むのを止めて沢の上流に集落を
移転したためか今回の津波遡上地点まで鉄筋の建物は無いようです。
ただし、地図と比較すると漁港には小さな防波堤があったはずなのが
地震と津波で壊れてるみたいなので、今回の防波堤で威力をそがれた可能性は
否定はできません。


12. 浅見真規 2011年4月16日 11:44:09: AiP1TYI88G3dI : VQCk3rop8A
>>6
先程、NHKにフォーム・メールと電話で、宮古市姉吉地区の明治三陸津波や
昭和三陸津波の到達を示す石碑の方が上にあるのではないかと確認調査要求
しときました。電話では「NHKふれあいセンター」のムロイさんだけでなく
(土曜日)責任者のコバヤシ氏にも東京電力の免責に関して重要だからと
確認調査の要望を伝えておきました。
尚、発見調査責任者の東京海洋大学の岡安章夫教授に連絡するため
東京海洋大学HPの「海の相談室」 の質問用フォーム・メールでも質問
しておきました。

13. 2011年4月17日 14:02:50: i7myNfwGP6
「東電の免責」より、許可を出した「国の免責」がめざされていると見るべきでは?東電はむしろつけたしだと思いますが。

14. 浅見真規 2011年4月17日 22:53:52: AiP1TYI88G3dI : MiOMuL8z3g
>>13
道義的・刑事的には国の原子力安全委員会(専門部会を含む)の委員の責任も問われるべきですが、民事的には東京電力の責任が問われるべきです。もちろん、東京電力
幹部の道義的・刑事的責任も問われるべきです。

15. 先人の教え 2011年8月02日 22:31:48: jioOL7PzwxKh. : Y34CXMYwqk

「高き住居は児孫の和楽、想へ惨禍の大津浪、此処より下に家を建てるな」


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