http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/152.html
Tweet |
【東日本大震災】余震頻発がインフラ復旧に影 東北新幹線は新たに550カ所被害
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110414/dst11041423350068-n1.htm
2011.4.14 23:33 産経新聞
頻発する強い余震が、被災地の交通インフラの復旧に影を落としている。いったん開通した鉄道路線が再び不通となったり、建設が急がれる仮設住宅にも影響が出ており、関係者は「強い余震が再び来れば復旧が滞る。早く落ち着いてほしい」と祈るような心境だ。
JR東日本によると、3月11日の本震で約1200カ所の被害が見つかった東北新幹線では復旧が進み、一時は約90カ所にまで減少。4月下旬ごろまでに復旧するめどがたっていたが、今月7日に宮城県沖で発生した最大震度6強の余震で電柱が倒れたり橋げたがずれるなど約550カ所の被害が新たに発生した。
このうち約100カ所は一度修復した箇所で、地震後に運転再開していた新青森−一ノ関間などが再び不通に。新青森−盛岡間は13日に復旧したが、7日の開通直後に運休を余儀なくされた盛岡−一ノ関間は24日ごろになる見込みで、JR東は東北新幹線の全線開通時期を4月末〜5月初旬までと「下方修正」した。
在来線でも、7日の余震後にレールがゆがむなど約800カ所の被害を新たに確認。これも再発の被害が約300カ所あり、東北線の全線開通時期は当初の4月中旬から21日ごろにずれ込む見通しだ。
高架橋やトンネルの崩落などはないが、JR東は「直したのにまた壊れ、の繰り返しで現場は正直、疲弊している。安全確認に万全を期しながら進めていくしかない」としている。
道路網にも影響が出ている。国土交通省によると、14日現在で高速道路1路線、国直轄国道16区間、補助国道29区間、地方道229区間が通行止め。このうち7日と11日の大規模な余震の影響で土砂崩れなどが発生し、通行止めになった補助国道が3区間、地方道が14区間ある。
仮設住宅でも、宮城県女川町と石巻市で7日の余震後に地割れが見つかり、宮城県が着工済みを含む211戸の建設を急(きゅう)遽(きょ)中止に。今後、余震が起きればさらに地割れが広がったり、雨で地滑りが起きる可能性があるためで、代替用地を確保する方針だ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。