http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/119.html
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(RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110410-moitie-victimes-japonaises-tsunami-avaient-plus-65-ans
日本/原子力
記事発表:2011年4月10日日曜日
最終更新:2011年4月10日日曜日
津波の犠牲者となった日本人の半数以上が65歳を超えていた
RFI
朝日新聞によれば、2011年3月11日に、日本の東北沿岸に600km以上の範囲で押し寄せた、巨大津波の犠牲者の半数以上が65歳を超えていた。警察発表に基づく数字から8000人近くの死亡者の年齢を検証した結果、65歳を超える人の割合は54%と算出された。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
3月11日の津波の前に、日本の東北地方の高齢者は、人口の25%を占めていた。津波の犠牲者の半数以上が65歳を超えていたとすれば、それは、その人たちに逃げる時間がなかったためか、身体が不自由なために、人の手を借りずに移動することができなかったためだう。
数千人の行方不明者
朝日新聞によれば、犠牲者の総数は3万人と推計され、さらに増えるかも知れない。というのは、家族全体が津波で流され、彼らがいなくなったことを警察に通報する人が誰もいない可能性があるのだ。
数千もの遺体がずっと見つかっていない。福島原発の周辺では、20kmの避難区域内で、1千体近くの遺体が未だに回収できていない。
警察は遺体の回収を始めたばかりだが、多くの点で慎重さが必要だ。というのは、遺体は強い水準の放射線を浴びており、除染が必要なのだ。
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(投稿者より)
フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
この記事は、下に付した朝日新聞の記事を元に書かれているようです。
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(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201104090357.html
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201104090357_01.html
震災死者、過半数が高齢者 津波から逃げ遅れか
2011年4月9日23時1分
東日本大震災で死亡が確認された約1万3千人のうち年齢がわかった7935人を朝日新聞が調べた結果、65歳以上の高齢者が55.4%を占めることがわかった。過疎・高齢化が進む地域で、津波から逃げ遅れた人が多かったとみられる。行方不明者はいまだ約1万5千人。11日で大震災が発生してから1カ月を迎えるが、安否確認は難航し、被害の実態はいまだにわかっていない。
12都道県の警察が把握している死者のうち、年齢が明らかにされた7935人(7日までに発表)について、朝日新聞がまとめた。その結果、65歳以上の高齢者は4398人で、死者の55.4%を占めた。
被害の大きかった県別でみると、岩手県は死者1346人の56.4%(759人)、宮城県は5788人の54.8%(3170人)、福島県は742人の57.7%(428人)。2010年の住民基本台帳によると、3県の65歳以上の人口比率は22〜27%で、いずれの県も今回、高齢者の被災割合が2倍余り高かった。
阪神大震災では、亡くなった人のうち65歳以上が占める割合は49.6%(兵庫県調べ)で、家屋倒壊による圧死が多数を占めた。一方、東日本大震災では、検視した監察医らによると、死因はほとんどが水死か、がれきと共に流されたことによる多発性外傷という。
三陸地方の沿岸は漁村や小さな集落が多く、過疎、高齢化が進む。逃げる途中で津波に巻き込まれたり、付き添いがおらず逃げることもできなかったりした人が多かったとみられる。
一方、0〜18歳の死者は531人で、全体の6.7%。7〜18歳でみると、宮城県が最も多く4.3%、福島県は4.0%、岩手県は2.1%の順3県の7〜18歳の子どもが県人口に占める割合はいずれも11〜12%程度で、人口構成上、被災割合は低い。平日の午後2時46分の発生で、下校前の学校が多く、教師の誘導によって屋上や高台に避難して助かったケースもあった。岩手県の比率が低いのは、明治三陸津波や昭和三陸津波などの被害を受けて学校での防災教育に力を入れていることや、リアス式海岸で学校の近くに高台があり短時間で避難できたためとみられる。
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