http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/727.html
Tweet |
“財務省vs新聞・TV局”の舞台ウラ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120301/plt1203010807001-n1.htm
2012.03.01 夕刊フジ
23日の衆院予算委員会で、中川秀直議員(自民党)から参考人として出席してくれないかと依頼を受けていたが、民主党の反対で結局取りやめになった。
国会の参考人は、衆議院規則第85条の2、参議院規則第186条という規定に基づくもので、委員会において審査又は調査のため必要があるときは、参考人の出頭を求め、その意見を聴くことができる。私はこれまで参議院予算委員会などに呼ばれた経験がある。
もっとも、これは反増税論者への意見封じというより、与党の質問者が政府にとって都合のいい質問をして、与党として晴れの舞台を演出したいからだろう。私がその場にいたら、そうした政府との馴れ合いを批判して場違いなのだろう。
安倍晋三元首相が冗談めかして語っていたが、私は「霞が関の反社会勢力」と言われているらしいから、不都合なのだろうか。
私自身は鈍感なのかそれほど感じていないが、反増税論者には様々な圧力があるという話だ。週刊ポストの1月27日号に民放テレビのあるディレクターが明かすとして「高橋氏や古賀氏(元経産官僚の古賀茂明氏)を番組に出すのは勇気がいる。財務省に睨まれて『あの発言の根拠は何か』と抗議が来るからだ。局の上層部はそれが怖いから、せっかく出演してもらっても収録後に発言やデータをチェックし、財務省の心証が悪くなりそうな部分はカットして自主規制する傾向にある」とある。
私はテレビで数字を挙げた発言が多いが、その時にはよくテレビ局から確認させてくれという話が来る。もちろん数字の根拠はあるので、その都度説明している。それは当然のことと思っていたが、もしこの週刊誌の記事通りとすると、テレビ局の人は大変なんだと思うとともに、リスクのあることを承知で私を出すことに感謝したい気持ちだ。
また、某テレビ局で出演を頼まれたが、相手の政治家が私を嫌って出演をキャンセルされたことはある。
そういえば、あるマスコミの人が、私と同じような増税反対論を話したところ、早速財務省から「説明したい」との連絡があり、それに応じたところ、なんと無関係な国税庁の職員が同席していたという。
テレビ局や新聞社は毎年税務調査を受けるが、その際、交際費が徹底的に調べられるらしい。交際費をいくら調べても追加的な納税額はたいしたことないが、キャスターや論説委員などの交際費を調べ、それらの人の個人的な弱点を押さえて、当局に都合の悪いことを話さないようにさせるとかいう噂を聞いたことがある。
いずれにしても、この類の話はたわいもないことが多い。インターネットがあり、その気になれば言論活動はいくらでもできる時代だ。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評12掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。