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佐高信「タレント文化人200人斬り ブラックリスト完全版」(毎日新聞社)には驚いた。
そうそうたる現代の英雄たちを一刀両断で切り捨てる人物鑑定眼と冴えわたるワザに感服。
そういう見方があるのか、、。そういうエピソードがあるのか、、。そういえば思い当る節がある、、、、
著者によれば、「タレント文化人」とは、マスコミに踊る政治家や経済人を含めて傍若無人にこの世を壟断する者を指している。こういう人たちに対しては、もっともっと疑い深くなっていいのではないか。日本人を蝕んでいるのは軽信という病だ。以上が著者の主張である。
以下は、この本からのピックアップしたもの。信念と勇気を土台にした「毒」が強烈だ。
五木寛之はヒモノになった。
橋下徹。人間も軽いベニヤ板みたいだなという印象。
渡辺恒雄。権力に近づくその無原則ぶりは正力から直伝の世渡り法なのか。
立花隆。「取材をしないジャーナリストが生存できる時代は終わった」。
相田みつを。相田にいかれている人間、、疑問を持たないオメデタイ人たちである。
池上彰。受験勉強的に「わかった」気になりたいという風潮と、NHK的中立幻想がある。
瀬戸内寂聴。寂聴はいまや、燃えカスである。
ビートたけし。いまのたけしには芸がないからである。体制を揺るがすような毒はない。
野田佳彦。姿勢だけは低いこの太ったタヌキに、しかし、多くの人は騙され続けて行くのだろう。
曽野綾子。「おんな相田みつを」」とも言うべき、、共通するのは「自己責任教」である。
村上春樹。村上春樹の小説には「種」、つまり、民族や国家の問題が登場しない。政治や社会と言い換えてもいい。
舛添要一。自身があまりにノータリンなのである。
沢木耕太郎。「遠足作家」もしくは「遠足ライター」
山本夏彦。毒舌と言われる山本の毒は自己消毒されたドクだということだ。
高坂正堯。この現実追随主義者
桜井よしこ。あのわかったようなしたい顔にはたまらなくなる。
田原総一郎。もっと重心を低くせよ。チョーチン屋総一郎の面目躍如である。
栗本慎一郎。大学の改革もできないで、それよりスゴイ妖怪たちのいる政界の改革などできるのか。
猪瀬直樹。大宅賞がほしくてどんな「動き」をしたか、、、。「皇居のまわりをジョギングしたようなもの」
鈴木健二。自分への「気くばりのすすめ」なのである。
堺屋太一。時間にだらしない点は変わらず、講演会に集まった人たちを大幅に待たせたことがあった。
阿川弘之。不肖の弟子の阿川弘之に評伝を書かれて苦笑いしていると思われるのが志賀直哉である。
瀬島龍三。「大本営参謀」と言っても、まったく先を見る眼のないバブル屋だったのである。
広岡達郎。ココロが大事などと説教する人間はたいていニセモノである。下にきびしい広岡は、自分に対してはまったく甘い。
司馬遼太郎。日本のエスタブリッシュメントの言いわけの材料提供者。司馬ファンは浅い。
ダイアナ。単なるわがまま娘に過ぎない。皇太子妃になって、その思慮の浅さに拍車がかかった。
鶴田卓彦。日経も同じように、ジャーナリズムの批判精神を捨てたゆえに急成長したのではないか、
池田大作。私は「名誉会長」なる人間を信用しない。
山崎豊子。盗作とともに私が山崎を問題だと思うのは、、人物鑑定眼のなさ。
堺屋太一。通産官僚時代の堺屋を知る者で、彼を悪く言わない者は、まったくと言っていいほどいない。
中西輝政。それにしても男娼の如き学者が多すぎる。
塩野七生。女司馬遼太郎である。
竹中平蔵。「みんなの経済学」などと言っているが、実は「自分だけがトクをする無法刑事学」を説いているのだ
ジョージ・ブッシュ。父親より単純な現大統領は、利権を受け継いで、今度は世界のどこで戦争の火の手をあげるのか。、、小泉が雄叫びをあげることになる可能性は大である。
斉藤孝。この人には身体だけがあって理想がない。、、「本の中」でしか「とんでもない奴」とつきあってこなかったから、現在のようなこじんまりとした人間になってしまったのではないか。
河合隼雄。この人は暴力を振るわない島田伸助だと思う。
三木谷浩史。田尾を簡単に解雇したことでわかるように、、、人間を大事にする経営者ではない。松下政経塾の卒業生は松下電器の最大の「欠陥商品」だ
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10時から、学部運営委員会。私からは、中期計画案説明、長期戦略会議報告、委員人事。
15時から、九段の文庫カフェで「科学技術と経済の会」の阿部事務局長と面談。
16時から、大学運営委員会。
17時半から、学園の田村常務と人事案件の相談。
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