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「朝日新聞はなぜ部数が激減したか」(EJ第3243号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/253117224.html
2012年02月20日 Electronic Journal
2月17日の小沢裁判で、石川・池田元秘書が小沢氏に報告し
了承を得たとする調書が、ほとんど証拠として採用されなかった
という大きなニュースがあったのです。しかし、当日夕方のテレ
朝の番組「スーパーJチャンネル」は、このニュースを完全に無
視し、何も報道しなかったのです。おそらくこれは、政治に関す
るテレビ朝日の報道姿勢であると思います。
しかし、同じ日のNHKの「ニュース7」では、天皇陛下ご入
院のニュースに続く2番目の重要ニュースとして報道しているの
です。もともと「スーパーJチャンネル」は、小沢氏にとって不
利なことについては必要以上に詳細に報道するくせに、小沢氏に
有利なことについては報道しないか、小さく扱うのがつねです。
これは「報道ステーション」でも同じ報道姿勢です。
こうなると、「スーパーJチャンネル」は、もはや不偏不党を
標榜するテレビの報道番組とはいえないと思います。ニュースを
恣意的にチョイスして報道することは、世論を特定の方向に誘導
しているといわれても仕方がないでしょう。日本の報道機関はこ
れほどまでに劣化してしまっているのです。
もし、大新聞・テレビメディアがこういう報道を続けると、近
い将来誰も紙の新聞やテレビのニュースを信用しなくなり、ネッ
トメディアにシフトすることは確実です。既にその傾向は明確に
出ており、当の朝日新聞の部数はこのところ大幅に減っており、
これはその報道姿勢を反映していると考えられます。
これについて、「文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇
山荘日記』」の記事をご紹介します。2010年10月18日時
点の記事です。
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朝日新聞発行部数が激減。朝日の星浩クン、おめでとう(笑)
キミの御影だ。朝日新聞の購読者が激減、めでたく朝刊発行で
八百万部を割ったそうであるが、これは、なかなか微笑ましい
ニュースではないだろうか。毎日新聞が、一年か二年前、海外
向けの「エロ記事」騒動以来、経営危機にあるらしいというこ
とはよく知られているが、ついに朝日新聞も経営危機の仲間入
りというわけだ。朝日の看板記者・星浩クン、おめでとう。キ
ミの鋭い「小沢一郎批判と罵倒」が、おそらく今回の部数激減
に大いに貢献したのだろうと思う。それとも、部数激減と同時
に早期退職者を応募したところ希望者が殺到ということだから
そろそろ星浩クンも、早期退職に応募かな。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20101018/1287333011
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山崎行太郎氏のいう通り、2010年の時点で朝日新聞は朝刊
で800万部を切り、最新の2011年では、778万5884
部となっています。添付ファイルは、2007年(平成19年)
〜2011年(平成23年)までの5年間の朝刊部数の推移をあ
らわしています。
なぜ部数が激減したかですが、それは2010年頃から朝日新
聞が露骨にはじめた小沢一郎追放キャンペーンが明らかに原因で
800万部を切っていることです。これについては「関連情報」
をご覧いただきたいと思います。
ネットでは、山崎行太郎氏のブログのように小沢氏を批判する
記者クラブメディアに対する反発が強く盛り上がっており、紙の
新聞やテレビ報道とはまるで違う議論がそこに展開されているの
です。つまり、リアルの世界の新聞やテレビとは、まるで真逆の
論調でニュースが伝えられているのです。
現代はリアルの世界のメディアだけの情報だけでは、事実の認
識を誤ることになりかねない時代になっており、リアルとネット
の両方の情報を合わせないと、ものごとの正しい判断ができなく
なっています。とくに記者クラブメディアの劣化は明らかであり
正しいことがまともに伝わらない時代になってしまっています。
一連の小沢問題の報道などはまさにその典型です。
先日書店で次の本を見つけたのです。元日本経済新聞記者の牧
野洋氏の著作です。
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牧野洋著/講談社
『官報複合体/権力と一体化する新聞の大罪』
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「官報複合体」とは何でしょうか。
「官報複合体」──ジャーナリスト上杉隆氏がよく使う言葉で
す。官報複合体については、著者の牧野洋氏自身が本書のP33
〜34に次のように書いています。
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本書のタイトルに「官報複合体」を選んだのは日本の官僚機構
と報道機関が実質的に連合体を形成しているのではないかとの
認識からだ。アメリカの軍隊と軍需産業の結び付きを示す「軍
産複合体」をもじった表現。『ジャーナリズム崩壊』などの著
作があるジャーナリスト・上杉隆がよく使う言葉だ。個々の新
聞記者の次元では「世の中のために働いている」と信じている
人は多い。「会社のために」と思っている人もいるが、少なく
とも「官僚機構のために」と思っている人はまずいない。個々
のアメリカ兵士の次元で、「軍需産業のために働いている」と
思っている人がいないのと同じである。しかし、個々の新聞記
者の思いとは裏腹に官報複合体的システムは動いている。個々
の兵士の思いとは裏腹に、軍産複合体体制下でアメリカの軍隊
が軍需産業に多大な利益をもたらしてきたように、である。官
報複合体は第二次大戦中の「大本営発表」で批判され、解体さ
れたかのように見えるものの、実はいまも権力の中枢にある官
僚機構を支えている。 ──牧野洋著/講談社
『官報複合体/権力と一体化する新聞の大罪』
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――─ [財務省の正体/69]
≪画像および関連情報≫
●読者離れを呼んだ朝日新聞の惨状
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朝日新聞が最近2年間で急激な読者離反を招いているようで
す。昔から右からは、”反日偏向報道機関”として忌み嫌わ
れていた朝日新聞ですが、ここに来ての急激な販売部数の減
少は、ニュートラルな知識層の離反が多いようです。”殺小
沢”の世論誘導のために露骨な偏向報道をくりかえしたこと
で、マーケティング的にはコアな支持層とすべき、”フェア
な報道を求める情報感度の高い読者層”の不信をかったこと
が影響しているのではないでしょうか。昔ならば、どんなに
朝日新聞編集部が偏向報道を繰り返しても、その論調を盲信
してくれた読者層が多かったはずです。そのため戦後から最
近まで、”日本の否定”が蔓延してきたわけですが、一般市
民もネットで真実の情報に接することが可能になったため、
ようやく”朝日新聞編集幹部の偏向振り”が、多くの読者に
見透かされるようになったということだといえます。編集幹
部の思いこみを屁理屈で正当化する・・・朝日新聞特有の独
善的な”気持ち悪さ”に気づいた瞬間・・・これまでの愛着
が、猛烈な憎悪に急変した人が多かったのか・・・、固定読
者の多さで販売部数を支えられていた朝日新聞にしてみたら
異常な販売数の激減です。
http://blog.goo.ne.jp/atelier-waain-kobe-japan/e/ccca1642d51482029a977609f23bbdb4
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