http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/665.html
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原発反対の朝日新聞が、広告欲しさに原発賛成に転向する記述も衝撃的だが、東電のマスコミ接待漬けも浅ましいかぎりです。
ジャーナリストから見た電力業界とマスコミ、政界の裏側を興味深く学ばせていただきました。
それにしても、これだけ接待漬けにしても経産省が自己防衛するために「東電切り」を決断すれば、それで東電はジ・エンド。スケープゴートにされてお終いです。マスコミは、姉歯事件や住専同様、官僚の操り人形です。
ま、マスコミは「社会の公器」などではなく、「単なる売文屋」と知れば当然か。
「東電帝国その失敗の本質」から
東京電力の第一原子力発電所が大地震と津波で破壊された2011年3月11日の当日、東電会長の勝俣恒久は北京を訪問中だった、という事実は新聞などで報道されている。
「このときマスコミ関係者が同行した」と週刊誌が伝えた。調べてみると、このグループは毎年、中国に行っているようだ。2009年10月10日から16日まで北京・天津・上海・蘇州を訪問した「第9回愛華訪中団」の名簿を手に入れることができた。名簿の上には「毎年実施されている定例行事参加者名簿」と印刷されてあった。
▽団長 勝俣恒久東電会長▽副団長 皷紀男東電副社長・原子力・立地本部副部長▽副団長 労働者福祉中央協議会会長・前連合会長(東電OB)▽副団長 参議院議長第一秘書▽団員 関西電力立地室長、中部電力常務執行役員、元毎日新聞専務主筆、東京・中日新聞相談役、東海大学教授・お茶の水大学講師(女性)、月刊誌編集長、毎日新聞中部本社編集局長、元出版社広告部長、東京電力秘書部、ほか
電力側は東京、関西、中部電力の原子力立地関係者、特に東電は団長が会長、副団長が原子力・立地担当の副社長である。原子力関係者がマスコミ関係者といっしょに、なぜ北京や蘇州にいくのか、目的は何なのか、よくわからない。
筆者は、郵政省時代の幹部にたのまれ、財界人を集めて郵政幹部と通信自由化の勉強会を開いていた。この勉強会で、ヨーロッパに通信自由化の現状を視察する海外旅行をすることになった。勉強会の議長格の東京電力副社長が小声で言ってくれた・・・・
「旅費なら、東京電力が出してあげますよ。みなさんといっしょに行きましょう」
「ご厚意ありがとうございます。ちょっと多忙なのでご遠慮させていただきます」
と、丁重にお断りした。勝俣や皷と中国に行くマスコミ関係者の旅費がどうなっているのか、この印刷物には書いていない。
<参考リンク>
◆東電絡み、愛華訪中団・リスト
http://netimes.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-f2f4.html
◆東電会長がマスコミ引き連れ旅行
http://blog.goo.ne.jp/netimes/e/59573e197f2bc0027e25233de05db2ad?guid=ON
◆志村嘉一郎氏が語る 東電帝国 その失敗の本質 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=4mWjg96RDbg
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