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昨夜(1/29)、NHK-ETVで『日本人は何を考えてきたのか』の第4回、『幸徳秋水と堺利彦』が放送された。一つの番組を何日も前から待ち遠しく構え、中身をあれこれと想像し、緊張して当日を迎えたという体験は久しぶりで、2007年12月の『ワーキングプアV』以来だろうか。果たして、見終えた率直な感想は、菅原文太が登場した第2回と同じ爽快な感動は得られなかった。第一に、この番組の司会が三宅民夫というのは、どうしても甚だしくミスマッチで、画面に出てくる三宅民夫の顔と声が邪魔で耐えられないのである。齟齬感と違和感を掻き立てられ、気分が毒々しく害され、期待感が挫折させられ、平静に番組の進行を追えない。TBSの「世界陸上」の織田裕二と同じで、目障り耳障りで仕方なく、NHKの欺瞞への苛立ちが高じるのだ。ここに三宅民夫が割り込んでいるのは何故だろうと、制作の内幕を詮索する方向に意識が向かい、不快な政治に関心が及ばざるを得ず、視聴者として混乱させられ、クリスチーヌ・レヴィが講義する幸徳秋水論に集中することができない。局内で権力を握っている三宅民夫は、誰かの指示ではなく自分の意思でこの番組に出しゃばり、放送内容を仕切っている。本来、この番組を担当するに相応しいのは、五十嵐公利だろうし、そうでなければ松平定知だろう。反動の三宅民夫の思惑と指図と露出によって、番組は本来の価値を損なわれていた。
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