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TBSドラマ『運命の人』に怒り心頭なナベツネ! (サンデー毎日より) 
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/648.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 06 日 20:23:55: igsppGRN/E9PQ
 

TBSドラマ『運命の人』に怒り心頭なナベツネ! (サンデー毎日より)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1388.html
February 06 ,2012 日々坦々


小沢さんが、はっきり明確に3月に増税法案が出たら反対に回ると宣言し、それを執行部にも伝えたとインタビューで答えた。

小沢さんの立場からすれば、自ら離党するというよりも、歌を忘れたほうのカナリアが出ていくのが筋だとして、民主党のマニフェストを守ろうとしない今の主流派が党を出ていくべきだという考えを強く示した。

確かに言われてみれば、何としても国民と約束した、党が掲げた公約を果たそうとしているのは小沢さんを支持するグループであり、それを破ろうとしているのは現執行部側なんだから、出ていくのは彼らであるのは筋論である。

今後の戦略としては増税法案をまず先延ばしさせ、国民の支持を失った野田総理には、変わらなければお引き取りを願う、ということなのだろう。

その辺はまたじっくりと様子を見ることとして、今日は少しライトな話題でいくことにする。


サンデー毎日最新号に、読売新聞グループ本社会長・渡辺恒雄主筆が、ブチ切れて寄稿しているのだ。

http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/t/c/etc8/20120206org00m100005000p_size6.jpg

TBSドラマ「運命の人」(原作:山崎豊子)を見て、怒りからペンを手にしたという。

このドラマはご存知、沖縄返還に関する日米の密約文書を暴いて、国会で質問させるが、問題が「外務省機密漏洩」にすり代わり、新聞記者と外務事務官が逮捕されるという、いわゆる「西山事件」を扱ったものだ。

視聴率的には、題材が堅いせいもあるのか苦戦しているようだが、登場人物の名前が実在の人物を想定できるものになっていて、入り込みやすくなっている。

それをウィキペディアとサンデー毎日を参照に下記に書き写してみる。

■ウィキペディア 運命の人 (小説)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E5%91%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)#.E6.AF.8E.E6.9C.9D.E6.96.B0.E8.81.9E.E7.A4.BE

●新聞記者
弓成亮太→【西山太吉】本作品の主人公。初登場時は40歳。北九州市出身。世田谷区・祖師谷在住

司脩一→【上田健一】政治部長。後に主筆
(※一説には三宅久之氏という人もいるが、三宅氏は当時デスク。)

山部一雄→【渡辺恒雄】政治部記者。弓成亮太とは良きライバルである。

●政治家
佐橋慶作→【佐藤栄作】内閣総理大臣。「華麗なる一族」、「不毛地帯」にも登場している。

小平正良→【大平正芳】弘池会会長→外務大臣。

福出武夫→【福田赳夫】大蔵大臣、福出派会長、外務大臣。

田淵角造→【田中角栄】佐橋派“共同経営者”→総理大臣。

鈴森善市→【鈴木善幸】

横溝宏→【横路孝弘】社進党【社会党】。弁護士

二木丈雄→【三木武夫】

利根川一康→【中曽根康弘】

愛知外務大臣→【愛知揆一】


●官僚
安西傑→【安川壮】外務審議官(経済担当)。旧財閥の御曹子であり、弓成と同じ北九州出身である。

吉田孫六→【吉野文六】(アメリカ局長)

●新聞社
毎朝新聞→【毎日新聞】

読日新聞→【読売新聞】

旭日新聞→【朝日新聞】


ドラマに関してナベツネ氏は、自分を貶めていると怒っている。


≪自分がいかにも田中角栄にペコペコしながら御馳走になっている場面があるが、田中角さんに一度でもサシで御馳走になったことはない。一度だけ複数の記者と保釈後の角さんを囲んで食事に招待しただけだ。≫

また、政治家と担当記者とのゴルフコンペのシーンでも、田淵(田中角栄)が大金を記者にばらまいているという噂をして、実際に弓成記者(西山)には、大金の入った菓子箱が西山家に送られてきたが突き返すシーンがあるが、山部記者(渡辺恒雄)は次のようなセリフがある。


「弓成は突き返したか。俺は足りなかったからもっとよこせと言ってやった。そしたら面白い奴だと酒に誘われ、いろいろな話が聞けた」

という会話になっている。これは人格論上極めて問題だとして、下等なたかり記者として描かれていると憤慨している。


≪そもそも、私は大野伴睦派担当で、万僕の死後も、旧大野派及び河野派、中曽根グループなど、党人脈を担当しており、大平派のゴルフコンペなど招かれるはずもなく・・・≫

と否定している。

そして西山氏が情報提供して描かれたこの小説で自分はヒーローになっているが、自分は悪玉にされているにもかかわらず西山氏から一回もワビの連絡もないことが腹立たしいいという。

西山氏については、後輩記者だが親友だとして、裁判でも被告人側の証人として立ったり、息子の就職の世話などもしたといい、起訴状にも疑問があったことで西山弁護に協力したとのこと。

そして西山氏から当時の外務省の女性事務官とのこと、機密文書の受け渡しなど実際の経過を詳しく聞いたとして、興味深いことを書いている。

起訴状には西山氏が機密文書目的で女性に近づき肉体関係を結んだとあるが、(これが最高裁判決まで尾を引くことになる)彼から聞いたことは、彼女を送ったところ「飲みたい」といい、ホテルにも彼女から誘われたと言っていて、それが別のある男性からの証言と一致したという。そのある男性というのもまた、以前に彼女に誘惑されたというタレコミで、詳しく聞くと西山氏の場合と誘われ方がそっくりだったという。

ナベツネ氏が最後に佐藤栄作総理大臣の沖縄返還は急ぎすぎたため、のちのちまで禍根を残したという。


≪佐藤さんは沖縄返還を急がず、アメリカに足元を見られていろいろな条件をのむ前に、基地の将来像、住民の生活、島の経済発展、アジアのなかでの沖縄基地の安保上の位置付け等を、後に問題を残さぬよう周到に交渉すべきだった。そのため、何年か返還が遅れても、今日のような日米両政府間、日本政府と沖縄住民との間でトラブルの起きないような返還条件もあったのではないか。・・・密約までして佐藤総理が返還という歴史的功労者を急がなければ、西山、三木両君も犠牲にならずにすんだかもしれない。≫

と佐藤総理が功利で動いたという見立てをしている。

最後に西山氏に新聞記者的な捨て台詞を浴びせかけている。

≪さりながらどう考えても、西山君は自らの新聞に書かず、野党議員に彼の得た秘密文書を国会で暴露させ、それにより取材源に社会的に致命的損失を与えたのは否定できないし、同情の余地もない。≫


ドラマを少し違った角度で面白く見られそうだ。


 

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コメント
 
01. 2012年2月06日 21:21:02 : jhS1GFORX2
いや、ナベツネは年齢的にもうボケがきてるし

昔の記憶も全部自分に都合がいいように脳内で変換されてるだけ


02. 2012年2月07日 02:11:42 : 6pL5E2GAfY
>>01

>昔の記憶も全部自分に都合がいいように脳内で変換されてるだけ

そうじゃない。ナベツネは未だにアメリカ軍産複合体一味の中心人物なのだ。未だに自分にあてがわれた利権にしがみつき、いいように情報操作をしている。ぼけているのは事実だろうが、それ以上にこいつは確信犯であり、根から腐っているんだ。


03. 2012年2月07日 03:55:01 : wKoFixxTyg
>≪自分がいかにも田中角栄にペコペコしながら御馳走になっている場面があるが、田中角さんに一度でもサシで御馳走になったことはない。一度だけ複数の記者と保釈後の角さんを囲んで食事に招待しただけだ。≫

そりゃそうだ

ペコペコしてたのは岸や中曽根に対してだよなw


04. 2012年2月07日 10:04:29 : rTmqs552DU
http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/t/c/etc8/20120206org00m100005000p_size6.jpg

このリンク、該当のファイルがないと出てくるぞ。


05. 2012年2月08日 01:49:22 : ByS3jukoLE
結局、毎日は西山記者を守れなかった。
そして、南青山地上げ事件でも大平記者を守れなかった。

沖縄密約事件潰し世論誘導の西山スキャンダルを仕掛けたのは検察の佐藤道夫だったんだよね。
昔、あれはうまく行ったってテレビで自画自賛していたのを見たことがある。
そのリークで世論を煽った腐れマスゴミは週刊新潮。

南青山地上げ事件も外資による暴力団を使った地上げが、
いつのまにか隠し録音の不正取材事件にすり替えられた。


06. 2012年2月08日 08:45:34 : 42WLGuDM8Y
新聞記者も命がけで取材をしていても、同業者から検察と手を組んで奈落の底に陥れられるんですものね。
 そこから権力者の言い分を聞いている方がいいと思い新聞記者の本業を忘れ屑同然になってしまったのが今日なんでしょうね。その代表格が小沢さん冤罪事件。


07. 2012年2月08日 15:54:33 : JVrPLTta0k
ナベ恒に名誉などあるものか?

アメポチ。
日本人の誇りがないなら、出ていけ。
売国奴?。
反論を楽しみにしています。


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