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朝日 新聞協会賞返上あるのか
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2011/10/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
注目される「検察リーク」裁判の行方
今、ある裁判がヤマ場を迎えている。国会議員が、朝日新聞の「検察リーク記事」を訴えたのだ。
忘れている人もいるだろうが、村木厚子元局長が無罪を勝ち取った「郵便不正事件」で、最初に“犯罪者扱い”されたのは、民主党の牧義夫議員だった。
「郵便不正事件は、当初から、民主党議員に狙いを定めた“政権交代潰し”といわれていた。まず牧議員を狙ったが不発で、石井一議員に矛先を変え、それもうまくいかなかったので、厚労省の村木局長をスケープゴートに仕立てた。検察は事件を一定の方向に導くため、大マスコミにリーク情報をタレ流し、外堀を埋めていったのです」(民主党関係者)
村木氏の無罪を決定づけたのは、大阪地検の検事による証拠改ざんが明るみに出たこと。FD改ざんを暴いた朝日新聞のスクープ記事は昨年、新聞協会賞も受賞した。正義のペンの力を存分に発揮したという意味では、文句のつけようがないお手柄に見える。
しかし、その一方で、同じ郵便不正事件の報道について、朝日新聞が牧議員から訴えられていることは、あまり知られていない。
訴訟の対象になっているのは、09年4月14日の「支援者の競合団体批判 牧議員(民主)、国会質問、郵便割引悪用」に始まる一連の報道だ。いずれも1面でデカデカと報じられ、牧議員が、まるで不正な活動をしているかのような印象を与えた。牧議員側は「検察のリーク情報による事実無根の記事で名誉を毀損された」とし、朝日新聞に謝罪広告の掲載などを請求。その係争中の裁判が、11月末に結審予定なのだ。
朝日新聞側は「リーク情報だけで記事を書くことなどなく、多くの当事者にきちんと裏付け取材を行っています」(広報部)と言うが、裁判を傍聴した司法ジャーナリストはこうみる。
「裁判には、朝日新聞の3人の記者が証人として出廷。中には、前田恒彦元主任検事のFD改ざんのスクープ記事を担当した記者もいます。1人目の記者はブルブル震えて、見ていて気の毒なほどでしたね。記者たちは、情報源について匿名で『Aさん』とか『Bさん』とかぼかしていましたが、『(特捜部による取り調べの)供述内容を知る立場の人』とも言っており、証言を聞くと、大坪弘道元特捜部長、前田元主任検事あたりから情報を得て記事を書いたとしか思えない。当初は地検特捜部に乗っかって事件をつくっていたが、FD改ざん事件の方がより大きなネタになると判断し、最高検と“握った”という印象です」
こういうのを世間ではマッチポンプと呼ぶのである。
朝日新聞の報道に対して、どんな判決が下されるのか。新聞協会賞返上のような記事になるのか、他社の司法記者は注目している。
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