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紳助さん引退1カ月…テレビ局を襲う“異例の事態”
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110923/enn1109230207000-n1.htm
2011.09.23 夕刊フジ
元タレントの島田紳助さん(55)が突然の「引退会見」をしてから23日で1カ月。芸能界と暴力団との関係が改めて注目され、テレビ各局は暴力団排除を目指すが、制作現場では出演タレントをチェックする体制は十分にはできていない。一方、各局の番組編成では、人気司会者を失ったことによる混乱が続く。“紳助ショック”はまだ尾を引いている。
「芸能人は露出が命。芸能界の暴力団排除は、テレビ局がしっかりしていれば実現できるはずですが…」
そう話すのは、日本弁護士連合会・民事介入暴力対策委員会第2部会長の竹内朗弁護士(44)。同部会は昨年からテレビ局に対して「キャスティングの際に契約書を交わすか」「暴力団排除の条項があるか」などについて聞き取り。「1回だけの出演だと契約書さえ取り交わさない。契約に暴力団を排除する項目もない」実情が判明した。
同部会は、暴力団との交際が発覚した有名歌手が平成20年のNHK紅白歌合戦への出場を辞退したとされたのをきっかけに調査を始めた。そのNHKは今年4月、出演者との契約書に暴力団との関係が分かった場合に契約を解除できる条項を付けた。これがどれほどの抑止効果を持つかは不明だが、民放の制作現場はさらに理解が遅れている。
10月からの東京都暴力団排除条例施行を前に在京各局の調査を行った日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)は、15日の会見で「総務担当部署は『コンプライアンス(法令順守)で排除規則を持っている』というが、番組制作の担当に聞くと『特別に規定はない』という答えが返ってくる」と実態を説明。「制作担当者が契約時にタレントの背景まで点検すべきで、その検討を始めている」と述べた。
一方、紳助さんがレギュラーを務めていた6番組は3番組が終了を決定。「紳助社長のプロデュース大作戦!」を打ち切ったTBSの園田憲編成部長は「混乱していることは間違いない。MC(司会)としてはナンバーワンだったので、残念につきる」と苦渋の表情。同番組は沖縄・宮古島で「地域活性化プロジェクト」も展開していたが、拠点だった民宿も閉鎖される。
各局が10月改編を発表するなかで、TBSと「クイズ!ヘキサゴンII」を終了するフジテレビの両局は後番組について「バラエティー番組にするかどうかも含めて未定」としており、編成が固まらない異例の事態となっている。(松垣透、草下健夫)
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