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<TBS報道の松下政経塾><本質にメスを入れないお粗末><パナソニックのマスコミ支配><38人天下> 本澤二郎
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/297.html
投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 9 月 04 日 18:39:28: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51900266.html
『「ジャーナリスト同盟」通信』の2011年09月04日『本澤二郎の「日本の風景」(868)』から下記を転載投稿します。

=転載開始=

<TBS報道の松下政経塾>

9月3日午後9時からTBS「NEWS21」が野田新首相と松下政経塾の深い関係を抉るという番組が放送された。筆者の知らない政経塾とその奥の院のPHP研究所の正体を暴くかも、との期待を抱いたものだから、この番組に付き合った。結果は期待はずれもいいところだった。マスコミの力量を思い知らされてしまった。

TBSの報道部門は、他の民放やNHKにも勝ると言われることもある。スポンサーの圧力をかいくぐっての報道を、過去に数回見たこともある。従って、政経塾の内部深くカメラが入り込み、怪しげな勉強風景や、いかがわしい行動や行事を映し出してくれるかもしれない、という密かな期待を抱いたのだが、やはり真っ向から否定されてしまった。一種の詐欺行為に相当しようか。

<本質にメスを入れないお粗末>

31年前に神奈川県茅ケ崎に、70億円を基金に開設した松下幸之助お抱えの政治集団という分析さえも遠慮していた。これまでの塾生804人、全寮制4年、毎月20万円の手当をあてがわれての生活という優雅な環境での、肝心の勉強内容を公開しなかった。
 特異な右翼的政治思想教育・皇国史観の歴史教育・改憲軍拡派ばかりの塾生という、松下政経塾の真実に全く言及していないのだ。平和主義と無縁な、偏狭な反共民族主義で彩られていることに、TBS報道は回避していた。例の皇国史観教科書グループの「つくる会」との一体化というきわどい真実について、むろん蓋を掛けていた。
 現在の国会議員38人は、自民党と民主党のみに配属させている。他の政党には送り込んではいない。「超保守」という右寄り政党に振り分けている。その理由を知りたいのだが、そうした素朴な疑問にも応えない報道であった。
 マスコミ関係にも相当数が潜り込んでいるが、具体的なメディアの紹介を避けていた。政経塾の防御体制は完璧なのだろうが、これではジャーナリズム不在のTBS報道だった。

<パナソニックのマスコミ支配>

なんのことはない。政経塾批判は皆無だった。政経塾宣伝の報道でしかなかった。パナソニック広告に屈するというよりも、政経塾宣伝の企画報道であったのであろう。
 それをTBSに報道させた所に、松下財閥のマスコミ支配を感じ取ることが出来るだろう。残念ながら、ジャーナリステックに論評させてもらえると、正にこのレベルなのだ。
 この映像を流す役目を担ったTBSスタッフも哀れだ。関係者が辞表を叩きつけたい心境であれば、多少の救いもあろうが、そうした深刻な認識をしていないとすると、もはやマスコミの死そのものであろう。
 報道のTBSは過去のものか。スポンサーに支配されるメディアを改めて裏付けた。国民に奉仕するマスコミは、日本から消えてしまったものか。インターネットがジャーナリズムの主流になるしかない。
 既に新聞・雑誌を見ない、読まない国民は増大、比例して広告はネットに追い越されてしまった。テレビを見ない若者・知識人も増えている。テレビ番組の低級化は、目を覆うばかりだ。
 いまや新聞・テレビの報道は、事実ではなく参考情報でしかない。

<38人天下>

松下政経塾は、菅内閣に次いで、2度目の内閣を掌握した。野田内閣は松下政経塾1期生で、正真正銘の政経塾内閣である。菅内閣は正しくは政経塾の傀儡政権である。
 民主・自民合わせて38人の国会議員の政治集団が、天下を掌握したことになる。一つの財閥の政治部門でしかない政経塾が日本丸の船長になったことについて、国民はどう理解すべきだろうか。
 松下財閥が民意を代表しているのか。NOである。強欲資本が民意を代表出来るわけもない。

 これこそが日本の狂乱を物語っている。38人の財閥議員に乗っ取られた議会と政府ということにもなろう。不甲斐ない政党・政治家であろうか。彼らは大増税・大連立へ舵を切っている。
 38人天下の背景は何か。金・資金力である。
 財閥が日本のように跋扈する韓国でも、こんな状況が生まれることはない。事なかれ主義の戦後教育の成果なのか。この財閥政権を支えているのが、真実を報道しないマスコミなのである。
 インターネット世代の奮起を期待したい。

2011年9月4日12時50分記

=転載終了=  

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コメント
 
01. 2011年9月04日 20:53:30: AeNe9DwQdw
>特異な右翼的政治思想教育・皇国史観の歴史教育・改憲軍拡派ばかりの塾生という、松下政経塾

どこの馬の骨ともわからないジャーナリストもどきが、また捏造記事を書いている。

上記の記載はデタラメ。
一定の思想が排除されるような偏った教育はなされていない。
だから卒業後、民社党や社会党の議員になった人さえいるくらいだ。

『(政経塾在塾中に政治思想や立場に置いて特定の指導がされたり、一定の思想が排除されるということはない。)かつて多党制の時代には、民社党、日本社会党に所属する地方議員もおり』(ウィキペディア)


ジャーナリストもどきの捏造には騙されないようにすることが重要だ。


02. 2011年9月04日 23:09:50: KMgfTrUWsU
>どこの馬の骨ともわからないジャーナリストもどきが、また捏造記事を書いている。

本澤二郎氏を知らないだけでしょう。

コメントの他の部分もコメント者の基本的な蒙昧、それから意図性、あと面白いことに怒ったような焦ったような気を感じさせる表現です。


03. 2011年9月05日 10:53:37: FHVyh15Kso
野田内閣と政経塾を結びつけるのは短絡的すぎるよね。
政経塾1期の野田は松下幸之助本人と面談もしているし、松下幸之助の無税国家論も聞いている事だろう。

まあ、高市早苗とか特定個人名から入ってくると、特定の「偏った政治思想」云々という話も信ぴょう性が出てきてしまう、けど。
現状において、政経塾が「単純な政治家予備校」になっている、という事だわな。


04. 2011年9月05日 11:13:05: GqSxitx6i2
松下政経塾の真相を明らかにすることは絶対に必要だ。

政経塾出身の政治家で大和魂を持ったものが一人も見られないのがフシギなのだ。


05. 2011年9月05日 12:52:18: DSyvgspLX2
右翼思想、皇国史観と言えば普通愛国思想に辿りつきますが、政経塾の連中の国を売り渡す事しかやってない事を考えれば矛盾しませんかね。 松下幸之助は日本の繁栄が続く事を願ってやれる事は手を打っておこうと政経塾を興したつもりだったが、2代目、3代目は堕落していくのが世の習いなので幸之助さんを恨むつもりはありません、熟生を育てたのは戦後のアメリカを向いた教育の結果だと思いますが。

06. 2011年9月05日 15:46:17: KMgfTrUWsU
>>5
>戦後のアメリカを向いた

参照:

≪「MRA(道徳再武装)」、「松下政経塾」、「統一教会」、「CSIS」、などで検索した結果・・・・前編≫
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/240.html

≪「MRA(道徳再武装)」、「松下政経塾」、「統一教会」、「CSIS」、などで検索した結果・・・・後編≫

>>1

参照:

<野田も驚く高支持率><マスコミ宣伝><読売ワシントン新聞>など 本澤二郎 ―政治板リンク―
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/302.html


07. 2011年9月05日 15:47:04: KMgfTrUWsU
失礼 URLが抜けていました

≪「MRA(道徳再武装)」、「松下政経塾」、「統一教会」、「CSIS」、などで検索した結果・・・・後編≫
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/241.html


08. 2011年9月05日 17:40:43: g9jLm1zljE
経営の神様松下幸之助氏の終身雇用等々の会社運営により、社員からの信頼や団結力を生み出した。日本の経済高度成長に伴って大企業に成長しましたね。だけど、時代の潮流に対応出来なかったから、全国的に展開していた直営店が凋落してしまったのでしょう!

松下政経塾出身の野田、前原、玄葉等の側近やグループに、放送業界出身の安住、小宮山、蓮舫がいる事。
「松下財閥のマスコミ支配」の裏付けになります。公共電波を使って「小沢批判」で大活躍しましたね!
国会議員・地方議員が多数に占めた事、総理大臣、外務大臣まで輩出する現状に、危機感を感じおります。

全寮制で、手当20万も支給する政経塾では、ハングリ精神を持てる政治家は育たないと思いますよ。
国家運営と会社経営の違いを理解しているのかな?国内外の諸問題に対処できるのかな?疑問ですね。


09. 2011年9月05日 21:47:42: 8H9nIxVLIY
Panasonic(と言うより松下電器)を40年以上観察してきた当方が力説したいのは、彼らが経営の神様だと神格化までしている松下幸之助氏が、実は利益優先の経営思想の持ち主であったこと。1960年代から70年代、80年代に顕著だったのは、松下の製品は他社より高いと言うことだ。今では考えられないが、カラーテレビが20万円、ステレオが15万円、ラジカセが5万円。それにも関わらず、他社を圧する販売台数を誇っていた。これを可能にしたのが、日本最大といわれた広告費だ。

当時の広告費のトップクラスは各電力会社、トヨタ自動車、そして松下電器だった。松下電器の一社提供テレビ番組は「水戸黄門」だけでなく、「ズバリ、当てましょう!」もあった。当時、一社提供のテレビ番組を持つことは、大企業の誇りであったから、東芝の日曜劇場にサザエさん、日立の素晴らしい世界旅行、三菱電機の日本プロレスなど、いろいろあった。しかし、松下電器には勝てなかった。松下電器は巨額の広告費を電通、博報堂に貢いでいたのであり、電通は松下電器を悪く報道するニュース番組に圧力をかけていたとされる。

それと言うのも、松下電器の電気製品の価格の高さをどこのニュースも報じなかったからである。しかしアメリカから内外価格差のニュースが入り、これが批判される発端となった。これを当時のダイエーの中内社長が松下攻撃の材料に使った。これと言うのも、ダイエーが松下電器の「希望小売価格」を下回ってカラーテレビを販売したためで、松下電器はダイエーへの製品出荷を打ち切った。これに松下幸之助氏は降参し、批判が高まる高い家電価格を少しばかり是正した。生産効率の改善とか理由をつけてだ。

この「希望小売価格」と言うのは、松下電器が適正な利潤を上げられる価格のことであり、あくまでもメーカーの都合だ。松下電器は、小売店が値引き販売することを極端に嫌っていた。安く販売した小売店には出荷停止を堂々と行なった。これが独占禁止法違反だと是正命令を受けたとかニュースにもなった。しかし現実には、松下電器製品は他社より高くても売れていた。あれだけ広告の洪水を国民に浴びせれば洗脳できると言うものだ。当時よくあった話だが、子供達が他社製品を買ってきて親に怒られたという事例。

親の世代の人たちは戦後の荒廃から立ち直り、一代で世界最大の家電メーカーに育て上げた松下幸之助社長を、天皇と同じくらい尊敬していたものだ。これはまさしく宗教であり、松下教である。その松下教を作り上げたのがPHP研究所だ。実は、ここが松下政経塾の母体になっている。松下幸之助氏は「経営の神様」といわれる。つまり、神様を祀る宗教施設なのである。まるで戦前の皇国史観を髣髴とさせる話である。

松下電器の広告費は想像を超える巨額なものであった。1970年代に経験したことだが、各地方都市には必ず百貨店に「ナショナル・ショールーム」があった。ここは本当に一日中遊べた。何しろ松下電器の生産する全ての家電製品が置いてあり、操作できるのである。催し物も展示会も頻繁に行なわれており、若いきれいな女性が案内していた。あれ、どれくらい維持費が掛かったのだろうか。想像もつかないのだが、湯水のように広告費を使っていたことは間違いなかろう。

その松下王国の方針が、表向きのつくられたイメージとは違って金にうるさく、3年続けて赤字を出した事業部は廃止されると言う過酷なものであった。松下電器は事業部制を取っており、各事業部は独立採算で利益を出すことが至上命令であった。松下幸之助の無税国家なる話は、あくまでも利益優先の経営思想から生まれているものであり、当方の経験からも過酷極まりない制度と言わざるを得ない。現に当方の知っている医師から、松下グループは管理職の精神病が多いと告白された事例がある。これは1990年代のことだが。

1985年のプラザ合意以来、円高ドル安になり、松下電器は国内で生産する製品の付加価値を高め、低価格の製品は東南アジアや中国に移転する方針を打ち出した。これにより松下幸之助氏が1964年に撤退したコンピューター事業へ復帰したり、携帯電話に進出したり、デジタルスチルカメラに進出したり、付加価値路線を積極的に進めた。しかし、新興国も付加価値の高い製品をつくれるようになると、遂に採算の合わない製品の国内生産を廃止することを決定した。これにより、大阪・門真の西三荘駅前にあったラジオ事業部は廃止。巨大なラジオ設計部隊はなくなったのである。(別のスレに書いたが)

神奈川県藤沢市にあった、世界最大の白黒テレビ工場も更地になり、国内生産の縮小が本格的に進みつつある。そして、それはテレビにもやってきた。ブラウン管からプラズマ、液晶に転換を果たしたテレビ事業が、膨大な赤字を生み出している。国内テレビメーカーで最大との情報もある。相変わらず広告費に巨額の費用を投入する企業姿勢は変わらず、はるかさんやクリステルさんに夢中になっていると、赤字であることも信じられなくなるが、これこそ洗脳であろう。

松下時代からの伝統と言えば、洗脳かな。マスゴミのお得意さんだから、国民から利益を上げる重税国家への道をうまくカモフラージュして推進するでしょう。目くらましと言うか、松下忍法と言うか ? 折角の機会ですので、先ほどの「ズバリ、当てましょう!」に出演していた松本めぐみさんの動画を紹介します。目を見張るきれいさですが、あれから加山雄三さんと結婚されましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=1NBbAka7v34

野田首相も重税を「ズバリ、ぼったくりましょう!」の司会をされてはいかがですか(爆)


10. 2011年9月06日 23:23:36: KMgfTrUWsU
「経営の神様だと神格化」したのは松下(PHP)の弘報(PR:プロパガンダ)です。
PR:プロパガンダの手法は、時の最先端アメリカのそれの理論です。
そうした面で、松下幸之助は慧眼の人です。

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