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2011年8月5日 10時00分
フジテレビが異常なほど韓流に肩入れする理由
<日枝久会長が韓国の大学から名誉経営学博士号>
宮崎あおいの夫・高岡蒼甫のフジテレビ批判騒動が飛び火している。高岡はツイッターでフジがK―POPものや韓流ドラマなどが多すぎることを真っ向から批判。「8は今マジで見ない」と言い切ったのだが、今度はふかわりょうが暗にフジを批判したのだ。
ふかわは自身のラジオ番組で「ある局」とした上で「公共の電波を用いて私腹を肥やすようなことは違反」とし、韓国ものを流すのも「単純に量の問題だと思う」「日本はそういったブレーキを掛ける機関が働いていない……テレビは時代を映す物ではないな……完全に終わったなと思いました」と辛辣なのだ。
タレントとすれば不用意な発言は今後のために慎んだ方が得策で、こうもフジ批判が続くのは異常だ。実際にフジは今も午後に「製パン王キム・タック」と「恋愛マニュアル」の2本の韓ドラを放送し、音楽番組ではしょっちゅうKARAなどを登場させている。
そこで調べてみるとフジと韓流の関係は組織的にも強固なのだ。というのも、フジは傘下にコンテンツ会社を持っており、ここでK―POPの権利をガッチリと押さえ、最新のドラマなどを買い付けている。この流れで、フジは10億円を出資して今春には東京・恵比寿に「Kシアター」をオープンさせた。
「ドラマの買い付けは札びら作戦です。これまでドラマはCSやBSで買い付けることが多く、安価に購入できたのですが、フジなどの地上波が乗り出したことで値段が上がってしまった。また、新作は主演と脚本がわかった段階で地上波が手を打つのでCS、BSはそのおこぼれしか残らなくなっているのが実情です。余談ですが、音楽、ドラマのPRも韓流でフジは韓国側にベッタリです」(マスコミ関係者)
それにしてもなぜここまでフジが韓流に肩入れするのか。こういうのは放送ジャーナリストだ。
「フジの日枝久会長が昨年2月に日本と韓国のコンテンツ産業発展に寄与したとして、高麗大学から名誉経営学博士号を授与されました。それが肩入れのひとつのキッカケです。トップが韓流に関わりが深くなければ、ここまで入れ込むことはないと思います」
高岡やふかわがいうことも一理あるということか。
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