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以前書きました文章「より多くの人が貨幣を理解することによって未来が変えられると信じています」
その中でコメントとして帰ってきたものをここに引用し、また私の考えを書きます
下記の文章は帰ってきたコメントです。
>01何でもかんでも、使え、国債がある。で溜まりたまって、1000兆円の借金。このままでは、1500兆円、も、近いかも。国債償還の為の、国債発行。挙句の果ては、日銀が、肩代わり。輪転機すりまくり、インフレで国民貯金1400兆円の実質価値半減。つまりは、国民が貯金から最終払う。この膨大な借金は低所得者消費増税より、昔の高所得者課税率、法人税率に戻し、宗教法人とか、金のあるところから取らないと、間に合わないとこまで、きている。 02. 2012年2月05日 21:29:21 : 70oIiPFHiY
国債残高が世界的に増大しているのが現状です。そこで問題です。
その国債を誰が持っているのでしょう。銀行ではありません。銀行がお金を刷れるわけではありませんから。国ですか?国とすれば選挙で選んだ議員さんが勝手にお金を印刷している事になります。金利を入れた国債償還のため新たな国債を発行する。より増えていく国債の行方は?
01の文章は私の阿修羅の投稿したタイトル「より多くの人が貨幣を理解することによって未来が変えられると信じています」という書き込みに対してのコメントでした。02の文章は私が匿名で書いた質問でしたがこれに対してのコメントはありませんでした。
私がまず最初に疑問を感じたのは世界中で国債残高が膨れ上がっている現状。なぜそのように国が国民から借金をしなければならないのかの疑問が国民の間から出てこないということです。そして誰も貨幣のトリックを教えない。
国民から借金?でも私は国に貸すほどのお金は持っていません。そのように感じる人は一部の人を除いては多くの国民が感じていることではないでしょうか。そこで考えられるのは国が国民から金を借りるのではなく、金を貸している人は『一部の人』であるということです。多くの人が家のローン・自動車のローン・教育費のローンその他の諸々の借金にによってマイナス資産者として苦しんでいるわけです。さらに職にありつけない失業者は一時的には政策として雇用が増えたとしても、その財源となっているのはやはり国の借金です。そしてその借金は一部のプラス資産家の元に最終的に流れていく。
これではやがてこのままにしていけば最終的には世界的に国債が売られ、金利上昇、インフレという未来が待っているだけです。このような状態では経済が崩壊します。
ただ一部の国を除いてはですが、それはその国全体に貨幣が行き渡っていない国だけです。その国は内需拡大という政策が生きる国、たとえば中国等インフラ整備に投資ができる国です。そこで投資されたお金はそこで働いた労働者の懐に落ちます。そして彼等は今までの生活に不足していた商品を買います。そこには確実に経済が動きます。
それらの発展国を除いた国はやがて国際が売られ金融機関が損失をかぶるはずです。現在最も恐れているのは日本国債を買っている金融機関ではないでしょうか。
それらの元になっているのは貨幣の保存機能と交換機能が理解されぬまま現在社会までつながってきたという一言につながります。
貨幣が持つ保存機能をできるだけ理解させないように仕組んできたプラス資産者側の論理に人は教育されてきたためであるといえます。
このままでは経済は崩壊してしまいます。その原因は格差にあるということになります。国債はプラス資産者側のために発行されているといえないでしょうか。
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