http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/848.html
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http://uskeizai.com/article/248805283.html
先日にもお伝えしましたが、バルチック海運指数が2008年の世界的な金融危機直後の水準まで恐ろしいほど急落しています。
バルチック海運指数は海運業界の代表的な景気先行指数の鉄鉱石、石炭、穀物を運ぶ不定期船の運賃指標。
先進国の財政危機による景気不透明感から海上物流が急減する中、好況時に発注された船舶が投入され、輸送能力が供給過剰になるためとのことです。
この指数が急落している中、株価上昇は少々不気味。
★資料(バルチック海運指数)バルチック海運指数が651まで下落しています。
(http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/)
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■コモディティ市場が示唆する?・・気づいたことは!
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51320301.html
1、 バルチック海運指数
下がり続けています。なんと、2008年の金融危機の後の安値を下回っています。
つまり、2000年以降の安値。これは、気になりますね。
2、 オバマ大統領の住宅ローン借り換え支援策
ネガティブ・エクイティの方への住宅ローン借り換え促進は、まあ、それほど、大きな効果を期待してはいけません。
これって、ギリシャ問題と同じことなんですよ。
ギリシャ問題でPSIがなぜ有効なのか、以前書いたので覚えていますよね。
資金の借り手にとって、もっとも効果的なのは、借金の額が減ることです。
そう、債務が免除されることです。
住宅ローン残高が3000万円、住宅価格が2000万円の人がいて、一番好ましい条件は、3000万円の残高が2000万とかに減れば問題ありません。
これが債務削減になります。
こんなことは、出来ませんね。
だからこそ、住宅価格が上がるような政策を打ち出すのです。
3、コモディティ
主要なコモディティで、年初来、上昇しているのが金(+11%)銀(+21%)、銅(+11%)くらいで、その他、WTI(-2%)とうもろこし(-2%)、小麦(+2.0%)となっています。
特に金、銀、プラチナの値上がりはすごいですよ。
その金ですが、昨年後半の右肩下がりの相場をブレークしてきています。
しかし、それ以外は、冴えないのです。
どうしても、金や銀が上がり始めますと、「金融緩和の足音」がなんて、思っちゃうわけです。
コモディティから判断すれば、「景気は良くない」となり、だからこそ、「金融緩和期待」が膨らんでいるのだと思います。
であれば、株式市場は、最終的には、金融緩和期待に押されますので、「押し目買い」または★「押し目買いに押し目なし」という相場になるかもしれません。
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