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ギリシャ、予算の「主権放棄」迫るドイツに「国家の尊厳」賭け抵抗
2012/01/31(火)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYM7QC0UQVI901.html
ドイツでは複数の幹部議員が、
赤字削減の約束を守らないギリシャが予算をめぐる主権の放棄に同意しないならば、
同国への支援を拒否する考えを示している。
メルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟(CDU)の経済問題広報担当の ミヒャエル・フックス議員は30日のインタビューで、 「ただ乗りは終わりだ。外部からのコントロールを受け入れないなら金融支援もなしだ」 と発言した。
CDUで予算関連のスポークスマンを務めるノルベルト・バーセル議員も、
今週公表予定の国際機関の報告でギリシャが追加支援の条件を満たしていないことが示されれば、 予算に関し外部からの拒否権を受け入れる以外に選択肢はないだろうとの見方を示した。
同議員は
「ギリシャをユーロ圏にとどめるためにわれわれはできるだけのことをするが、
ギリシャが目標を達成し損なってばかりいるのでは前進する道筋が見えない」 と語った。
ユーロ圏首脳らは、救済プログラム下で約束した財政目標を達成できない国に対する政策対応を検討している。
独政府のコットハウス報道官がベルリンでの記者会見で述べた。
■ギリシャ「国家の尊厳」
ドイツの与党議員らはギリシャに財政をめぐる主権の一部を放棄するよう迫っている。
これに対しギリシャのベニゼロス財務相は、 ギリシャの予算を監視する特別委員を欧州連合(EU)に設ける提案について、 「国家の尊厳」に関わるとしてこれを拒否した。
第2次ギリシャ救済は債務減免に関する民間部門との合意および
同国の財政再建の進展に関するEUの欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、
国際通貨基金(IMF)の代表団、通称トロイカによる肯定的な報告が条件。
約300億ユーロの新規支援がこの報告にかかっている。 報告書は今週公表される公算。
第2次ギリシャ救済の必要額は1450億ユーロに膨らんでおり、
昨年10月の合意を150億ユーロ上回る可能性があると、 独誌シュピーゲルが28日にトロイカの当局者の話を基に伝えていた。
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