http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/791.html
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http://www.news-us.jp/article/248932792.html
27日の市場でポルトガルの国債利回りが上昇し、ユーロ導入以来の最高水準をつけている。同国はギリシャに続き、第2次支援と債務減免が必要になるとの見方が背景。
トレードウェブによると、ポルトガルの10年物国債利回りPT10YT=TWEBは25ベーシスポイント(bp)程度上昇し、15.36%、5年物国債利回りPT5YT=TWEBは24bp上昇の20.48%。
ポルトガルにターゲットが移ったようです。国債の金利上昇が止まりません。
CDSが急上昇しています。
2012年に入って1300を突破しています。
S&Pの9ヶ国同時格下げが効いています。完全ジャンク認定のインパクトは大きい。
ギリシャ危機が収束した、と勝手に決める欧州陣を嘲笑うかのような下落です。
ユーロが戻しすぎているので、そろそろ叩き所と判断しているのでしょうか。
25日のFOMCは、低金利政策を2014年末まで延長する、との声明にとどまりました。
延命策としてはまずまず。インフレ率の目標を設定したことも好感されたようですが、
いずれにせよ、もうQE3は不可能と宣言するのを先延ばしにしているに過ぎない。
ダウは今や、目先の指標と虚構のQE3に支えられている構図です。
アメリカの延命のために、欧州を叩く。
欧州を叩きすぎて破綻させれば、アメリカも破滅する。
欧米エリートは完全に世界から孤立し、虚構のマネーゲームで覇権を維持しています。
メディア王ルパート・マードックやバチカンのピーター・ハンス・コルベンバッハなど
エリート陣からの裏切り、仲間割れが後を絶たないようです。
「情報を暴露するから許して」と命乞いするまで落ちぶれたようですが、果たして生存できるかどうか。
新しい金融システムが始動すれば、欧米は共に破滅寸前となります。
ポルトガル、第2のギリシャになる日が訪れたようです。
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■「金高騰あと3年、FRBのお墨付き・・「ギリシャの次はポルトガル」を現地痛感する豊島氏
/http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2012/1136.html
NY金市場は、このゼロ金利長期化に言及したFOMC声明が流れ始めた時点から急騰。1660ドル台から、当面の上値抵抗線とされた1700ドルをあっさり突破。1710ドル台で引けた。
昨晩のFOMC声明により、更に1年延長されたわけだ。この意味は大きい。
欧州債務危機により、マーケットのリスク回避傾向が強まる中で、金もリスク資産として売れ込まれる局面が頻発し、投資家も新たな金購入に慎重な姿勢を見せ始めていただけに、その不安感を和らげるのに、FRBが一役買ったわけだから。更に、ECBや中国人民銀行にも利下げムードが強く漂い、世界的金融緩和傾向は、投資家の金買いに、かなりの安心感を与える結果となりそう。
但し、3月20日のギリシャ国債大量償還までは、短期的に再びリスク回避の金売りが、市場をヒットする可能性もちらつく。
*****本稿はリスボンで執筆しているが、
やはり「ギリシャの次はポルトガル」が不可避という現実を現地で痛感している。ポルトガルのC世代は既に母国を見限り、ブリュッセルやロンドンに「頭脳流出」し始めている。リスボン空港で出発を待つ若者たちの多くが、分厚いスティーブ・ジョブ本を抱えて歩き廻っていた姿が象徴的だ。ポルトガルは「全土的過疎化」しつつある。3人の娘が「学業成績優秀」と自慢しつつも、「だから3人とも就職は外国さ」と寂しげに語り、「3月20日がポルトガルのXデーさ」と恐怖感を露わにするベビーブーマー世代の父の言葉が印象的であった。(豊島逸夫/中略)
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