★阿修羅♪ > 経世済民74 > 788.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
国境を超えるドイツ・・次第に「ドイツvs英国」の戦いになってきている
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/788.html
投稿者 尚林寺 日時 2012 年 1 月 30 日 09:42:24: JaTjL5JPya4go
 

http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51689583.html

ついにドイツの堪忍袋の緒が切れそうだ。
要は、ギリシアの予算執行の権限を、ドイツなど「金を出す国」がもらう。。。という事だ。責任と権限は表裏一体・・ドイツの主張には筋が通っている。

見方によっては、国境を越えて行動するドイツに「生理的な嫌悪感」を持つ他欧州各国に「飴」を与えて権力を奪取するプロセスになる。

かつてのヒトラーは、飴を与えず、戦車で国境を越えた。
メルケルは、どんな飴を用意しているのだろう。

****次第に「ドイツvs英国」の戦いになってきている。
FTの記事を読んで、ふと感じた。
こうなると、もしかしたら、これまで頑なに「PIIGS」救済を拒んできたドイツの態度が急変するかもしれない。

歴史が動く時、歯車がずれる。
ずれると、えーっという方向に事態が進み始める。
観察のためのレーダーを高くしておかなければならない


*******************************
■メルケル流財政協定は機能しない(ルクセンブルグ外相)

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

アッセンボーンルクセンブルグ外務大臣は『メルケル流の財政協定は機能しない』と発言し、ヨーロッパ内でドイツに対して公然と反発する動きが出てきていますが、今やドイツがヨーロッパで独り勝ちをしている状態に対して、警戒する動きが公然と噴出してきているのです。

『ヨーロッパをドイツ語支配にしようとしているのではないか』
これはヨーロッパの高官が述べたと言われている言葉ですが、ヨーロッパでは、ドイツ=ナチス=ヨーロッパ制圧、という悪夢がよみがえってきていると言われる位、ドイツの力が強くなってきており、一部ではユーロを導入したのは、ドイツがヨーロッパを支配しようとしたためではないか、という指摘をするEU幹部も出てきているのです。

ドイツが中心となりユーロを導入し、ユーロをヨーロッパの通貨として流通させ、ドイツがこの通貨制度を支配下に置き、事実上、ドイツがヨーロッパの金融・経済を支配することを初めから狙っていたのではないか、という疑念が出てきており、今、ギリシャから財政政策に関する権限の一部をヨーロッパの機関(事実上のドイツ監視下)に移させようという動きがドイツから出てきており、この見方を裏付ける動きともなってきているのです。

ギリシャ問題は既にデフォルトであれ、秩序ある破たんであれ、もはや関係なく、問題は破たんの危機に直面していますポルトガル・イタリア・スペインをドイツの監視下に置くかどうか、という次元に移っているのです。

そしてこれが進めば、ルクセンブルグ等の弱小国はドイツの前にひれ伏すしかありません。
<ドイツ>対<他のユーロ加盟国>
今はECBの滅茶苦茶な金融緩和で一息ついて時間稼ぎをしていますが・・・


***comment
論旨が英国シティのオピニオン=FT記事からのものであることが・・意味深である。
やはり欧州危機の根底は、アングロサクソンvs 欧州の・・金融セクショナリズムの抗争なのであろう。
統一欧州の苦悩に乗じて、経済アナーキズムの攪乱の手を突こむ英米金融ストリートの手法は、欧州大戦前のものと変わっていないようだ。
「ヒトラーの野望と敗北」の残像に「メルケル」を重ね合わせる歴史的蓋然性とは・・如何なものか?
歴史は螺旋状に非連続するの・・金融セクターの歴史的意思は同根であっても・・メルケル女史は同じ過ちの衣装は着るまい。
内ゲバ金融資本主義・・アングロサクソン存亡の胸突き八丁・・欧州統合の歴史的実験の帰趨を中国は懐手して見つめておる。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年1月30日 11:52:47 : Pijo5v1olc
ユーロ通貨統合は金融のテクノロジーと並ぶ失敗例だ。今日の金融の失敗は信用のどんぶり勘定が原因である。金融界は日本が犯した株式持ち合いのように信用を持ちあうことを積極的に展開してきた。紙の証文を発行して持ち合うことは相手を信用してのことだが、持ち合うどちらの側から見ても相手と自分の信用は均衡する。この原理が、持ち合う同士で際限なく信用を自己増殖させる。物理の世界では作用反作用の法則で、力学的な力は外部に対して生まれることはない。しかし人間社会ではこれを正当化して信用の威力が外部にまで及ぶ。韓国の経済破たんも無から有を生み出すことのできる持合い保証が原因だった。日本のバブルも持合い株の含み益が、日本経済の信用を支えていた。アメリカの住宅バブルもCDSの持ち合いが信用を支えた。統一ユーロ圏では、持ち合いは更に国債の持ち合いにまで深化した。最終責任者すらわからない持合いが引き起こす信用のどんぶり勘定は、現実には崩壊しないで、国家債務の増大(最終バブル)に吸収される。

最終バブルの崩壊は、増税による蛇の生殺し的な破たんか、紙幣印刷の経常化による信用システムの突然死か。



02. 2012年1月30日 12:34:51 : 6c5AvvTAW6
平和的に欧州を制覇する、ヒトラーなんか蹴っ飛ばせか。

03. 2012年1月31日 00:50:13 : EszHBBNJY2
ドイツがんばれ、
イギリスは裏が多すぎる。
イギリス、米国、イスラエルのこの3カ国はマジに危なすぎる。中東騒動も
すべてこいつらの陰謀。
シリアも、イランも全部が全部だ。


04. 2012年1月31日 08:08:56 : a5JRWJuq3c
↑御意
投稿者の[comment]を深彫りした論考が欲しい。

浅はかな観念論的危機感を振り撒いている限り、ロンドンとニューヨークのインテリジェンスは「ユダポチ」投稿のスポンサーを止めまい。

sci=tk=ダイナモ=(あっしら?)


05. 2012年1月31日 17:58:27 : BcMwqAxivM
世界の癌:アメリカ、中国、日本、イギリス、イスラエル

これらの国を何としてでも叩き潰さねばならぬ。
その主力に成りうるのが

ドイツ、フランス、インド、韓国、ブラジル である。
ドイツ=ナチスなどというくだらぬ偏見を持たせてるのが、世界の癌の国々である。
ロシアは現時点ではどちらとも断定できないが、昨今のドイツとの関係は良好であり今後は“正義”の陣営入りすることを期待したいところだ。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民74掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民74掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧