http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/787.html
Tweet |
経済記事は妄想ばかりが目に付く。
どうして人間とはこうも愚かになれるのか。
日本の国債が暴落するなんて、どうしてこんな妄想の記事が出回るのだろう。
内国債というのは中銀が最後の買い手になるため暴落のしようが無いものだ。
たとえすべての国債を外国が持っていて、すべての国債を売りに出しても暴落しない。日銀は無限に国債を市場で買えるからだ。
有るのは円の暴落、インフレだ。しかし世界一の債権国で、経常黒字で需要不足の国が、通貨暴落とインフレを心配したら鬼が笑う。
しかし世界各国とも国際収支の均衡を図ることが大切、でないと通貨高、通貨安のシーソーを繰り返すことになる。
インフレターゲットなどというのも馬鹿げた政策だ。インフレには2種類あることを知らない。
一つは需要が供給を上回って起きる景気過熱型のインフレです。
二つ目は投機により資源、エネルギー、食料価格が上がるインフレです。
投機により儲けた者がいくらか消費を増やしますが、所得より物価が上がるのでは国民生活は良くなりません。いわばミニバブル型インフレです。
FRBが起こしているのはこのインフレです。
木の上から水をかければ根元にも行くだろうという、レーガノミックス、サッチャーイズムの政策です。
それを忠実に守ってきた英国経済は
世界の工業国で、イギリスが最高の貧困率
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=24928:2012-01-28-13-22-31&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116
このように成った。
デモが暴動に、暴動が略奪に発展したのもうなずけます。
経済は需要と供給から出来ている。
需要が供給を上回れば、供給の上限が実質GDPの限界となる。
供給が需要を上回れば、需要の上限がGDPの限界と成る。
需要と供給を同じくらいに伸ばすのが、経済成長をさせる正しい政策だ。
現在は供給が需要を上回っている。従って需要を増やすのが正しい政策だ。
実体経済のマネーが無いので需要が不足している。マネーが無いのでモノとモノの交換が出来ない状態に成っている。
需要を増やすのは簡単だ。穴を掘って埋めるような仕事でも、軍艦、戦闘機を造っても需要は増える。しかしそれでは国民生活の向上は望めない。
ここで資本主義の市場原理を思い出して欲しい。各経済主体が最善と思う行動を取るから効率的な経済に成る。
つまり国民が自分のために最善と思える消費を行えるようにすれば、最善の国民生活の向上となる。
つまりそうなるような政策が、最善の経済政策となる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。