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(回答先: 31年ぶり貿易赤字、「円高恐怖大合唱」の盲点 (REUTERS Jan.25,2012 15:11 JST) 投稿者 肥筑 日時 2012 年 1 月 26 日 07:31:21)
韓国、ウォン安で物価高 昨年3.6%成長、頼みの外需も減速
【ソウル=島谷英明】韓国銀行(中央銀行)が26日発表した2011年の実質国内総生産(GDP)は3.6%増(10年は6.2%増)にとどまった。今年は3.7%増を見込むが、頼みの外需は減速。長期化するウォン安は物価高や企業財務の悪化を招く負の効果が強まり、回復軌道入りには不安が尽きない。
「1月は23カ月ぶりに貿易赤字になる恐れがある」。洪錫禹(ホン・ソクウ)知識経済相は17日の国務会議(閣議)で危機感をあらわにした。
韓国経済の屋台骨である輸出は昨年12月の速報値で欧州連合(EU)向けが前年同月比13.5%減となるなど悪化が鮮明。業績好調の現代自動車でさえ今年の輸出の伸び率は5%と前年の半分以下に縮むと予想する。
韓銀は今年の輸出が全体で5%増と最大のけん引役になると見込む。だが国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正するなど、回復シナリオには早くも狂いが生じている。
ウォン相場は26日、ソウル市場での終値が1ドル=1122ウォンと安値圏に定着。本来ウォン安は輸出を押し上げるはずだが、外需が伸びにくい中では企業・金融機関の為替差損発生や物価上昇を通じて経済全体にマイナスに働きやすい。12月期決算の主要147社の昨年9月までの純利益は、前年比2割減った。消費者物価も輸入品の値上がりで4%台の高い伸びが続き、個人消費の足を引っ張っている。
[日経新聞1月27日朝刊P.8]
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