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壮絶シミュレーション“第4次オイルショック”で日本経済の息の根は止まる
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2012/1/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
1バレル=200ドル
米欧の制裁強化に怒ったイランが「ホルムズ海峡封鎖」を言い出した。ホルムズ海峡は世界に輸送される原油の2割、日本向けの8割が通過する“石油の大動脈”だ。封鎖が現実になれば、1バレル=100ドル超と急騰し始めた原油価格のさらなる高騰は必至。日本経済は大打撃を受ける。
◆暴れ出した石油マネー
帝国データバンク情報部の中森貴和氏がこう言う。
「海峡が封鎖されれば、火力発電の燃料となる液化天然ガスの供給も滞り、電気料金はさらに値上がりする可能性が出てくる。すぐに値上がりにならなくても、こういうことが、製造業には生産拠点を海外に移す口実となるのです。
ますます空洞化に拍車がかかることになる。原油高騰は中国など新興国にとっても景気減速要因になり、これがまた輸出企業には深刻な痛手になる。海外に逃げられる大手はまだいいが、体力の弱い中小零細、地方の企業は窮地に追い込まれ、倒産が相次ぐかもしれない。仮に海峡が封鎖されなくても、原油市場には投機筋がどんどん入り、マネーゲームの様相になっていく。原油高騰は既定路線だから深刻なのです」
原油価格が過去最高の1バレル=147ドルに達した08年には、国内のガソリン価格は1リットル=200円台に迫った(写真)。この年、原料高関連の倒産件数は650件を突破。“第3次オイルショック”といわれたものだが、今度は、それをはるかに上回る可能性が濃厚だ。
イランのカセミ石油相が「原油価格は200ドルに達するだろう」と警告した。フランスの大手金融機関ソシエテ・ジェネラルをはじめ、欧米の専門筋は180〜200ドルという見方だ。元日銀副総裁の岩田一政氏も、200ドルに高騰する可能性を指摘している。
そうなれば、企業だけでなく、家計への影響もハンパじゃない。第一生命経済研究所の主席エコノミスト・永濱利廣氏によると、「08年当時の試算では原油価格100〜150ドルで、家計は年間5万円程度の負担増になった」という。原油価格が200ドルになれば、家計の年間負担増はナント、年7万5000円になる。
東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏の見立ても厳しい。
「原油はプラスチックなどの化学製品にも使われ、あらゆる業界が影響を受けます。円高で活気づき始めた旅行業界も燃油サーチャージの高騰で減速する。個人消費は冷え込み、企業の生産活動は縮小、景気を冷やす悪循環になる。それでも、日本はなす術なしです」
震災復興もままならない中、“第4次オイルショック”に襲われたら、日本はいよいよ沈没だ。
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