http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/691.html
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http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/1a5756ad93e445b8d8a04b86654edaf5?fm=rss
またアメリカの悪い癖が始まった。
米ビッグ3が自らの殿様商売を棚に上げて「日本の軽自動車規格が参入障壁」とゴネてきたようだ。
そのうち「日本の道路が狭いのは参入障壁」と言い出すだろう。
我が国でも自民党が政権を失う前には「メディアの報道に問題」、現内閣の失言大臣は「政局のせい」と自らの失態を認めなかった。責任転嫁が敗者の顕著な特徴であるのは日米とも同じである。
一方、独VWは低燃費の小型車の日本市場投入を発表した。
日本市場での勝者は間違いなくVWだ。ビッグ3は惨敗する。
市場や顧客の特性を理解せずに参入障壁を持ち出す尊大さはほぼ全ての日本人にとって不愉快なものでしかない。
ただ、TPPがいかに経済政策として頼りにならないか全く分かっていない国内の論者に警告を与える効果はある。
現状は、粗雑な主張を行う賛成派が提灯持ちを務めているに過ぎないからだ。
(真に彼らが経済を理解しているなら、TPPより対日投資促進を唱える筈)
野口悠紀雄氏はTPPの効果を試算し酷評されており、輸出増0.4%、GDP増0.05%程度で「ゼロに近い」とか。
★我が国の大手メディアは韓国政府より劣る −「FTAがあるのでTPP参加のメリットはない」
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9feecab6fceeb1163dc197ce1616563f
★日本の「軽」は不合理・廃止を…米自動車大手(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120114-OYT1T00672.htm
”【ワシントン=岡田章裕】米通商代表部(USTR)は13日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に日本が参加することに対する意見公募を締め切った。
米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は、日本の自動車市場の閉鎖性を理由に「現時点では反対」と表明し、参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張した。
今年秋の大統領選を控え、大きな雇用を生んでいるビッグスリーの政治に対する影響力は大きい。月内にも始まるとみられる日米の事前協議で自動車分野は大きな焦点で、交渉は難航が予想される。
AAPCは、日本独自の軽自動車規格について、「市場の30%を占めているが、もはや合理的な政策ではない」と批判した。日本の技術基準や、認証制度などの規制も参入の障害になっており、透明性が必要としている。1990年代後半からの日本政府の円安誘導政策も、米国車に不利になっていると指摘した。”
お前達の国で玉蜀黍に補助金を注ぎ込んでエタノールを優遇するのは合理的だとでも言うのか。
今のアメリカのドル安誘導は日本車に不利にならないとでも言うのか。
日本の消費者が米車に「魅力を感じない」「燃費が悪い」「欧州車の方がいい」と言う映像でも見せつけてやれば良い。
なぜ日本車にシェアを奪われたのか彼らはまだ分かっていない。
★ホンダは加州の厳しい環境規制をクリアして北米市場で飛躍した。
VW、リッター車を投入へ 低燃費で200万円切る価格(時事通信) http://www.asahi.com/business/update/0116/TKY201201160433.html
”独フォルクスワーゲン(VW)は年内に、排気量1リットルの小型車「UP(アップ)!」を日本市場に初めて投入する。日本法人のゲラシモス・ドリザス社長が16日の記者会見で明らかにした。低燃費・低価格の小型車や軽自動車が販売台数の上位を占める日本市場で、顧客層を広げる戦略車種と位置づける。
「UP!」は昨年末にドイツで発売し、欧州市場で順次投入を始めている。1トンを切る軽い車体に、ガソリン1リットルあたり20キロ超の低燃費のエンジンを搭載したVWの最小型車種で、日本では今年10〜12月ごろの発売を予定している。
排気量1200ccの「ポロ」の価格は、最も手ごろな車種で213万円。「UP!」は、これを下回る200万円以下に設定する。(以下略)”
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