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世界的賃金引き下げ、金利引き下げ、通貨安競争が続き疲れ果てた結果として各国とも経常収支ゼロに収斂するはず。
馬鹿げたことですね。
※経常収支が黒字であるかぎり円高は続き、赤字である限りドル安とユーロ安は続くはず
したがって経常収支ゼロになるまでは推測だが65円/ドル、90円/ユーロ程度に収斂すると思う。
※輸出超過で外貨を貯めるのは世界経済にマイナス、外貨を貯めるのでなく賃金引き上げて輸出を減らすべき
※ギリシャ危機が言われているが、ギリシャへの輸出自粛が最善のはず
▼馬鹿げたこと
円高で輸出が減るより賃金上げて輸出を減らすのが遥かに得策のはず。
円高で企業が海外移転するなら先に移転するのが遥かに得策のはず。
▼TPPは世界経済に弊害そのもの、
賃金引き下げ、金利引き下げ、通貨安競争に拍車がかかるだけ、
ユーロ圏の現実からも明らか、国家間の格差が拡大し、遂には共倒れになる。
経常収支ゼロをルールにして関税は各国の自由で良いはず。「買いたいもの」は各国の自由で良いはず。
国であっても消費者優先の原則が通用するはず。
▼ユーロ圏はこのままでは破滅する
関税もレートも関係ないので国家間の格差が拡大しやがては共倒れになる
したがってユーロ圏では経常収支黒字国は賃金上げて輸出を減らし「経常収支ゼロ」のルールが特に必要になるはず。
▼日本発世界不況、ギリシャでも欧州信用不安でもリーマンでもない、日本の輸出優先政策が引き金だ
世界的賃金引き下げ、金利引き下げ、通貨安競争になっているが、この引き金が日本と言わざるを得ない。
※多額の外貨を貯め込んで使わないことも世界不況の大きな原因になっているはず。
※一国内でもお金を貯め込むのは同じだが国債の発行や税収で影響は減ぜられるが、外貨の場合は直接世界経済へ悪影響となる。
▼国際競争力強化の目的は、比較優位の目的は、輸出超過でなく賃金引き上げのはず。
国際競争力は経常収支ゼロでの賃金の高さで比較すべき。
▼日本は輸出競争力に見合う賃金を払っていないので輸出超過になり円高を引き起こした。
輸出超過で稼いで外貨を円に変えて給料や配当に充てるので「外貨売り円買い」になる。
賃金上げ輸出を減らし「輸出額=輸入額」を続けていたら、すなわち対外純資産残高ゼロだったら、
レートは360円のままで「GDP(PPP)/人」は世界最高レベルだったはず。
日本の技術と労働力は世界最高レベルなので当然なこと、しかるに25位と低迷。
▼日本経済はアダムスミスが批判した重商主義(低賃金と輸出超過)そのものだったからと言わざるを得ない、
※農業は輸出産業の犠牲でもある。
派遣や下請け苛めの低賃金で輸出し輸出超過にしそのため円高になった、
輸出競争力に見合う賃金を払っていたらレートは360円のままで農業は何ら問題でなかったはず。
日本の政治家もエコノミストもアダムスミスの忠告にも気付かずに未だに輸出優先政策、金融で円安になると思うことの馬鹿さ加減には驚きです。
▼日本再生には輸出優先政策を改め経常収支ゼロになるように最低時給を引き上げる以外にないはず。
企業減税は最悪の政策、むしろ輸出税をかけて輸出を減らし輸入超過にすべきだ。
▼「労働力不況カルテル」は資本主義の発展には必要不可欠
景気が良くなってもロボット電子化で雇用は増えず賃金は減る一方、これでは生活は苦しくなり消費は減って経済は衰退する。
新年のテレビを見ると頑張ろう、努力だ、大変だ、競争だ、などの声ばかりが聞こえてくる、これで良いのだろうか。
人間は仕事をロボットにシフトしゆとりを持ちましょうとの声が聞こえてこなかったのには寂しかった。
詳細は
http://www012.upp.so-net.ne.jp/visitor/11.10.4.htm
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