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http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/29c7c2d5467f410e2ccab09f950563e0
昨年最終日そして本日3日のNY時間外から通常取引へと、年末の薄商いの中で売り込まれた金の自律反発的な動きが見られている。年末29日のザラバ安値からの振幅は60〜70ドルほどと派手な反発となっているのは、真空地帯の下げの裏返しのような状況。
年末年始の間に、スペインの2011年の財政赤字が(選挙で負けた)前政権が目標していたGDP比6%が、どうも8%弱になるとの見方が新政権財務相から発表された。それが本日は8%強と上方修正。と同時にすでに提出している緊縮財政案を拡大させる可能性も。結局、他の財政危機国と同じく目標達成がどんどん遠のいていく感じだ。
無理もない、景気自体が悪化の傾向を示しているところに、さらなる緊縮策というデフレ政策を実行することになるので、景気減速あるいは後退で税収不足、赤字削減頓挫、赤字拡大、格下げ・・という循環の構図は今も変わっていない。
厳しい状況は、いうまでもなく続く。金の反発も、足元はまさに自律的な反発ということで、値動きの荒い状況が続きそうだ。
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■NY金先物:続伸、10週間ぶり大幅高−イラン情勢とドル上昇で1800ドルも
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LX8NGH1A74E901.html
1月3日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続伸。10週間ぶりの大幅高となった。イランが核燃料棒の製造に初めて成功したとの報道を手掛かりに、金の逃避需要が拡大した。この日はドルが下落したことで、商品全般に買いが入った。
イラン学生通信(ISNA)は2日、初の国産核燃料棒がテヘランにある研究炉の炉心に装着されていると報じた。世界的な製造業活動の拡大を背景にドルは主要通貨のバスケットに対して下落、リスク資産と見なされる原材料の需要が拡大した。
米ブラックストーン・グループのバイロン・ウィーン氏は、金は今年15%値上がりしてオンス当たり1800ドルになるとの見通しを示した。同氏は昨年の金上昇を正確に予想した。
アーチャー・フィナンシャル・サービシズの市場ストラテジスト、アダム・クロフェンシュタイン氏は電話インタビューで、「イランを要因に、不安に基づく取引が復活している」と指摘。「また、ドルの下落を背景に商品全般が買われている」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は前営業日比2.2%高の1オンス=1600.50ドルで終了。中心限月としては10月25日以来の大幅上昇となった。
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