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【2012年この国と国民の賢明な選択は何か】資本主義の末期とこれからの繁栄と成長
http://gendai.net/articles/view/syakai/134404
2011年12月29日 掲載 日刊ゲンダイ
それを冷静な専門筋はこう見ている
リーマン・ショックに続く欧州の国債暴落は、ついにはドイツ国債の札割れ、フランスの格下げにまで波及。いよいよ、先進国の崩壊が誰の目にも歴然となってきた。
問題は先進国がダメなら発展途上国に期待できるのかというと、それもダメということだ。
普通はマネーの行き場がある。こちらがダメならあちらに投資すればいい。しかし、「いまや全世界的にダメ。つまり、資本主義は完全に行き詰まった」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長の中谷巌氏)ということだ。
常に自己増殖を求める資本主義は、新たなマーケットや技術革新を探してきた。ところが、人口が頭打ちになり、新たな市場もなくなった。欧米は金融資本主義によるマネーゲームに走ったが、それもリーマン・ショックで崩れ去り、そこに欧州国債危機が重なった。すでに巨大金融機関の格下げが相次いでいるが、12年は再び世界規模の金融危機が吹き荒れる。新自由主義は完全崩壊、フリードマン一派は完全にお払い箱になるだろう。
「マネーが行き場を失っただけではありません。マーケット万能主義という考え方が間違っていたのです。その結果、格差が広がり、稼げない老人や弱者は切り捨てられ、社会が歪んだ。12年は成長が本当に必要なのか、という問いかけが行われると思いますよ。その時、日本がモデルになるかもしれない。日本は20年間マイナス成長です。GDPは下がる一方。しかし、暴動は起こっていない。これからは先進国が日本のように長いトンネルに入っていく。気がついたら日本が先を行っていることになるかもしれない」(中谷巌氏)
だったら、コスト至上主義を排し、原発なんか世界に先駆けてやめたらいい。耐え忍ぶ日本型が世界標準なんて、それもまた、オモシロイか。ガマンと節約が「キーワード」である。
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